現在のSlackのプランの確認方法
ビジネスユーザー向けメッセージングアプリ「Slack」は無料で使用することができますが、メッセージの検索上限やストレージの上限が設定されていたりビデオ通話が1対1のみしか利用できないなど、各種制限が存在しています。そのため、Slackをフル活用したい場合は有料プランへの加入を検討してみましょう。
Slackの無料プランと有料プランの比較
- 金額:無料プランは名前の通り無料、プロは月額850円(年払い)、ビジネスプラスは月額1600円(年払い)
- メッセージ履歴の検索上限:無料プランは10000件まで、プロ・ビジネスプラスは無制限
- ワークスペースのストレージ:無料プランはワークスペースごとに5GB、プロプランはメンバー一人あたり10GB、ビジネスプラスはメンバー一人あたり20GB
- 外部ツールやアプリとの連携:無料プランは10件まで、プロ・ビジネスプラスは無制限
- ビデオ通話:無料プランで個人間の通話(1対1)のみで画面共有機能はなし、プロ・ビジネスプラスは最大15名でのグループ通話と画面共有が可能
- 外部アクセス:無料プランでは外部アクセスはなし、プロ・ビジネスプランではゲストアカウントでのアクセスが可能なほか他社とのチャンネルを共有することが可能
- サポート:無料プランでは公式のフォームからの問い合わせのみ、プロではプライオリティサポートが利用可能、ビジネスプラスでは365日24時間・年中無休体制でのサポートが提供される
※ここで紹介していないエンタープライズについて詳細を知りたい場合は、Slackに直接コンタクトを取る必要があります。エンタープライズではワークスペースのストレージが無制限・データ損失防止サービスなどより便利な機能が提供されています。
どういう人が有料プランに向いているのか?
Slackで有料プランを使うのはどういったユーザーなのか・いつから有料プランにすればいいのか気になる方もいらっしゃるかと思います。基本的にチャットベースでSlackを利用するのであれば、無料プランでも問題ないでしょう。
有料にしたほうがいいユーザーは、メッセージ履歴の検索上限である10000件に到達してしまっている場合に検索したい方・ストレージを5GBまで使い切った方です。また、チームでグループ通話を行いたい・画面共有を行いたいという場合はプロ・ビジネスプラスへの加入をおすすめします。プロ・ビジネスプラスではワークスペースのストレージ容量が増えるだけでなく「ワークスペース単位」から「メンバー単位」へと変わるため、ストレージもかなり自由に使うことができるのでお得です。
Slackへ直接コンタクトすることで加入できるエンタープライズは、企業でSlackをメインのツールとして使用する場合は加入したほうが便利でしょう。