スプレッドシートのMOD関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのMOD関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートでは、「MOD関数」という関数を使用することができます。MOD関数を使用することで、シート上で割り算を行った際に余り(剰余)の数値を求めることができますよ。この記事では、スプレッドシートのMOD関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのMOD関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用できる関数の「MOD関数(モッド・モデュラス)」をご存知でしょうか?MOD関数とは、割り算の余り(剰余)を求めることのできる関数です。割り算の結果である「商」ではなく余りの剰余を求めることができるため、割り算の商を求める「QUOTIENT関数」と併用することも多い関数ですよ。

この記事では、スプレッドシートのMOD関数の使い方をご紹介していきます。

スプレッドシートのMOD関数の使い方

それでは、スプレッドシートのMOD関数の使い方を説明していきます。まずは、MOD関数の数式を説明します。MOD関数の数式は「=MOD(数値,除数)」となっています。第1引数の「数値」は「割られる数」を指定します。第2引数の「除数」は「割る数」を指定します。例えば「10÷2」であれば、数値が「10」・除数が「3」になるため「=MOD(10,3)」となるわけですね。

B2セルに「=MOD(10,3)」と入力
実際に、MOD関数を使用してみましょう。画像の例では「10÷3」で商の余りを求めたいので、B2セルに「=MOD(10,3)」と入力しています。
B2セルに商の余りである「1」が表示された
これで、B2セルに商の余りである「1」が表示されました。このように、割り算を行った際の余りの結果を簡単に出力することができますよ。
C2セルに「=MOD(A2,B2)」と入力
また、MOD関数は直接数値を入力するのではなくセルを指定して商の余りを求めることも可能です。画像の例では、A2セルの数値をB2セルで割るためにC2セルに「=MOD(A2,B2)」と入力しています。
MOD関数を使用して余り(剰余)の数値を求めることができた
これで、MOD関数を使用して割り算を行うことで、余り(剰余)の数値を求めることができますよ。ケースによって、数値を直接入力するかセルを指定するか決めて操作を行うことができるのは便利ですね。

以上が、スプレッドシートのMOD関数の使い方の説明となります。MOD関数を使用する際の注意点は、除数(割る数)に「0」を指定した場合はエラーが返ってしまう点です。どうしても0が除数になってしまう場合は、IF関数などと組み合わせることでエラーを非表示にするといったことも可能なので、ぜひ試してみてくださいね。


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