スプレッドシートのXOR関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのXOR関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートでは、論理関数の1つにXOR関数というものがあります。XOR関数を使用することで、2つの条件の結果が異なるかどうか判定することができます。この記事では、スプレッドシートのXOR関数とは・XOR関数の使い方についてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのXOR関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに「XOR関数(エクスクルーシブオア)」というものがあります。XOR関数とは2つの条件の結果が異なっているかどうかを判定することのできる関数で、排他的論理和を求めることができます。設定した条件が異なっていれば「TRUE」が返り、条件が同じであれば「FALSE」が返ります。

この記事では、XOR関数についてご紹介していきます。

スプレッドシートのXOR関数の使い方

それでは、スプレッドシートのXOR関数の使い方を説明していきます。XOR関数の数式は「=XOR(論理式1,論理式2…)」となります。2つの論理式の結果が異なる場合にTRUEを返し、同じ場合にFALSEを返します。引数の「論理式」で、セルの範囲・条件を比較演算子を使用して指定します。使用できる比較演算子は、下記のものがあります。

  • =:等しい
  • <>:等しくない
  • <:大きい
  • >:小さい
  • >=:以上
  • <=:以下

C2セルに「=XOR(B2="Google")」と入力
実際に、XOR関数を使用してみましょう。画像の例では、C2セルを「=XOR(B2="Google")」とすることで、B2セルに入力されている文字列が「Google」になっているかどうか確かめています。B2セルには「Google」と入力されているため、結果は「TRUE」が返りました。
C2セルに「=XOR(B2<>"Google")」と入力
次は、入力されている文字列が「Google」以外かどうかを判定するためにC2セルに「=XOR(B2<>"Google")」と入力しています。B2セルの文字列は「Google」なので、「FALSE」が返ってきています。
C2セルに「=XOR(B2>=150)」と入力
この例は、B2セルに入力されている数値が100以上かどうか確認しています。C2セルに「=XOR(B2>=150)」と入力しており、B2セルの数値は「100」のため結果は「TRUE」が返っています。

このように、XOR関数を使用することで様々な条件を判定することができるため便利ですよ。他の関数を併用して条件設定を行うことも可能なので、汎用性が高いのも嬉しいですね。以上が、スプレッドシートのXOR関数の使い方の説明となります。


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