スプレッドシートのADDRESS関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのADDRESS関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで使用することのできる関数の1つに、「ADDRESS関数」というものがあります。ADDRESS関数とは、セルのアドレスを返すことのできる関数ですよ。この記事では、スプレッドシートのADDRESS関数の使い方についてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのADDRESS関数の使い方

Googleスプレッドシートで使える関数の1つに、「ADDRESS関数(アドレス)」というものがあります。ADDRESS関数とは、セルのアドレス(セル番地)を返すことのできる関数です。行番号と列番号を元にして、対応するセルのアドレスを文字列で返してくれますよ。

この記事では、スプレッドシートのADDRESS関数の使い方についてご紹介していきます。

スプレッドシートのADDRESS関数の使い方

それでは、スプレッドシートのADDRESS関数の使い方を説明していきます。まずは、ADDRESS関数の数式について説明していきます。ADDRESS関数の数式は「=ADDRESS(行番号,列番号,参照の種類,参照形式,シート名)」となります。第1引数の「行番号」で、ワークシートの先頭行を1とした場合の行の番号の指定を行います。第2引数の「列番号」で、ワークシートの先頭行を1とした場合の列の番号の指定を行います。

第3引数の「参照の種類」で、戻り値の文字列を絶対参照形式にするか相対参照形式にするかの指定を行います。「1もしくは省略」で、絶対参照の文字列を返します。「2」で、行は絶対参照・列は相対参照の文字列を返します。「3」で、行は相対参照・列は絶対参照の文字列を返します。「4」で、相対参照の文字列を返します。

第4引数の「参照形式」で、戻り値の文字列をA1っ形式で返すのかR1C1形式で返すのかを指定します。「TRUEもしくは省略」で、A1形式で返します。「FALSE」で、R1C1形式で返します。

第5引数の「シート名」は、他のブックのセル参照の文字列を帰す場合に使用するブック名もしくはシート名を指定します。省略した場合には、戻り値にブック名・シート名が含まれなくなります。

C2セルに「=ADDRESS(A2,B2)」と入力
実際に、ADDRESS関数を使用してみましょう。画像の例では、C2セルに「=ADDRESS(A2,B2)」と入力することで行3・列6のセルのアドレスを求めています。F列3行目のセルアドレスを求めようとしています。
セルアドレスに「$F$3」と絶対参照が返された
これで、セルアドレスが「$F$3」と絶対参照が返されました。以上が、スプレッドシートのADDRESSの使い方の説明となります。

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