スプレッドシートのSORTN関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのSORTN関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに、SORTN関数というものがあります。SORTN関数を使用することで、並べ替え後の表示行数の指定を行うことができますよ。この記事では、スプレッドシートのSORTN関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのSORTN関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに、SORTN関数というものがあります。データの並べ替えを行うSORT関数から派生したSORTN関数で、並べ替え後の表示行数の指定を行うことができますよ。この記事では、スプレッドシートのSORTN関数の使い方をご紹介していきます。

スプレッドシートのSORTN関数の使い方

それでは、スプレッドシートのSORTN関数の使い方を説明していきます。まずはおさらいとして、SORT関数の数式から説明します。SORT関数の数式は「=SORT(範囲,基準,順序)」となります。第1引数の「範囲」で、元となるデータの範囲の指定を行います。第2引数の「基準」で、並べ替えの基準となる列の位置を「先頭=1」として指定を行います。第3引数の「順序」で、並べ替えの順序を指定します。「TRUE」で昇順・「FALSE」で降順での並べ替えを行います。

D1セルに「=SORT(A1:B5,2,FALSE)」と入力
画像の例では、D1セルに「=SORT(A1:B5,2,FALSE)」と入力することでA1セルからB5セルの範囲のデータを降順で並べ替えようとしています。
選択した範囲の並べ替えるを行ったデータが表示される
SORT関数の入力を確定させると、このように選択した範囲の並べ替えを行ったデータが表示されますよ。指定したとおりに、降順でソートされていることが確認できますね。

以上がSORT関数の説明ですが、本題のSORTN関数はSORTから多少数式が変わります。SORTN関数の数式は「=SORTN(範囲,行数,表示ルール,基準,順序)」となります。追加した引数の「行数」で、表示するデータの行数を指定しています。「表示ルール」は、基準となる列が同じ場合の表示方法を指定します。「0」で並べ替えて指定行数のみ表示・「1」で0の要素+重複分も表示・「2」で重複分を省いて指定行数を表示・「3」で位置位の指定行数を超副業とともに表示となります。

D1セルに「=SORTN(A1:B5,3,0,2,FALSE)」と入力
SORTN関数を使用してみます。今度はD1セルに「=SORTN(A1:B5,3,0,2,FALSE)」と入力することで、降順で並べ替えを行いつつ表示する行数を3行にまで絞っています。
指定した範囲のデータを降順で並べ替えつつ結果は3行までで出力することができた
これで、指定した範囲のデータを降順で並べ替えつつ結果は3行までで出力することができました。以上が、スプレッドシートのSORTN関数の使い方の説明となります。データの並べ替えを行いつつ表示する範囲を制限したいというシーンにて活用できるので、ぜひ試してみてくださいね。

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