QUERY関数で他のスプレッドシートを参照したい場合は?

QUERY関数で他のスプレッドシートを参照したい場合は?

Googleスプレッドシートで使用できる関数の中には「Query関数(クエリ)」というものがあります。Query関数を使用することで、選択範囲のデータを出力することができます。この記事では、QUERY関数で他のスプレッドシートを参照する方法をご紹介しています。


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  1. QUERY関数で他のスプレッドシートを参照したい場合は?

QUERY関数で他のスプレッドシートを参照したい場合は?

Googleスプレッドシートで使用できる関数の中には「Query関数(クエリ)」というものがあります。Query関数を使用することで、選択範囲のデータを出力することができます。またクエリ言語というサブ関数を組み合わせることで、条件指定も可能ですよ。

そしてQUERY関数を使用するシーンの1つに、他のスプレッドシートを参照したいというケースがあります。この記事では、この他のシートを参照するケースについてご紹介していきます。

まずは、QUERY関数の数式について説明していきます。QUERY関数の数式は「=QUERY(データ,クエリ,[見出し])」となります。第1引数の「データ」で、QUERYを実行するセルの範囲の指定を行います。第2引数の「クエリ」で、どういった条件のデータを抽出するのかの指定を行います。第3引数の「見出し」で、見出しの設定を行います。1行目を見出しにしたい場合は、「1」を指定しましょう。

QUERY関数を使用して別のシートからデータを参照して抽出を行いたい
それでは、QUERY関数を使用して別のシートからデータを参照して抽出を行います。この例では、「シート1」と「シート2」の2つのシートがある形になっています。画像のデータは「シート2」のデータです。このシート2のB2セルからC4セルまでのデータを、シート1に反映させていきます。
シート1のB2セルに「=QUERY('シート2'!B2:C4)」と入力
シート1のB2セルに「=QUERY('シート2'!B2:C4)」と入力して、シート2のセル範囲を参照します。
シート2のデータを参照してシート1に反映できた
これで、シート2のデータを参照してシート1に反映させることができました。QUERY関数を使用することで、このように別のシートのデータを参照して取り出すことができますよ。

ちなみに、別のファイルのシートのデータを参照したい場合は「IMPORTRANGE関数」を併用することで取得可能です。「=QUERY(IMPORTRANGE("ファイルのURL","'シート',セル範囲"))」のような数式で、別のファイルのシートのデータを参照できますよ。以上が、QUERY関数で他のスプレッドシートを参照する場合の説明となります。


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