スプレッドシートのワイルドカードの使い方を紹介!

スプレッドシートのワイルドカードの使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで、ワイルドカードを使用したいと思ったことはありませんか?ワイルドカードを使用したあいまい検索を、スプレッドシートでも行いたい方はいらっしゃるかと思います。この記事では、スプレッドシートのワイルドカードの使い方をご紹介しています。


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  1. スプレッドシートのワイルドカードの使い方

スプレッドシートのワイルドカードの使い方

Googleスプレッドシートで、ワイルドカードを使用したいと思ったことはありませんか?ワイルドカードを使用したあいまい検索を、スプレッドシートでも行いたい方はいらっしゃるかと思います。この記事では、スプレッドシートのワイルドカードの使い方をご紹介していきます。

それでは、スプレッドシートのワイルドカードの使い方を説明していきます。スプレッドシートでセル参照を使用してワイルドカードを使用するケースといえば、VLOOKUP関数・COUNTIF関数・SUMIF関数などの関数を使用する場合ですね。これらの関数を使用する際に、ワイルドカードを使うことができます。

今回は、SUMIF関数を使用した例を説明します。SUMIF関数の数式は「=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)」です。第1引数の「範囲」で、検索を行う文字や数値が入力されているセル範囲を指定します。第2引数の「検索条件」で、抽出するための条件を指定します。第3引数の「合計範囲」で、検索条件に紐づくデータが入力されているセルの範囲を指定します。基本的に値の合計になるので、数値が入力されていることを前提とします。

B9セルに「=SUMIF(B2:B7,"*ネ*",D2:D7)」と入力
画像の例では、B9セルに「=SUMIF(B2:B7,"*ネ*",D2:D7)」と入力しています。上部の表の「カテゴリ」列からアスタリスク(*)を使用して、「ネ」の入っている行の価格だけを足しています。
カテゴリの中から「ネ」が付いている行の価格のみを足した数が出力された
これで、カテゴリの中から「ネ」が付いている行の価格のみを足した数が出力されました。このように、ワイルドカードの併用は簡単に行うことが可能となっています。下記に、使用可能なワイルドカードの一覧を記載します。

  • *(アスタリスク):0文字以上の任意の文字列を表す。
  • ?(クエスチョンマーク):任意の1文字を表す。
  • #(シャープ):任意の1つの数字を表す。
  • [](ブラケット):ブラケット内のいずれかの文字を表す。
  • [!](ブラケット・エクスクラメーションマーク):ブラケット内のいずれの文字にも一致しない文字を表す。
  • [-](ブラケット・ハイフン):ブラケット内で範囲を指定する。

C9セルに「=SUMIF(B2:B7,"*"&B9,D2:D7)」と入力
ワイルドカードは、セル参照でも使用することが可能となっています。方法は簡単で、ワイルドカードを「&(アンパサンド)」で結合するだけです。画像の例ではC9セルに「=SUMIF(B2:B7,"*"&B9,D2:D7)」と入力して、「カテゴリ」の中の文末に「向け」が付いている文字列の価格のみを合計しています。
文末に「向け」が入っている文字列の価格のみを足した合計値を出力できた
これで、文末に「向け」が入っている文字列の価格のみを足した合計値を出力することができました。以上が、スプレッドシートのワイルドカードの基本的な使い方の説明となります。

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