スプレッドシートのCORREL関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに、「CORREL関数(コリレーション)」というものがあります。CORREL関数とは、2組のデータをもとにして相関係数を求めることのできる関数です。この記事では、スプレッドシートのCORREL関数の使い方についてご紹介していきます。
それでは、CORREL関数の使い方について説明していきます。まずは、CORREL関数の数式から説明します。CORREL関数の数式は「=CORREL(データy,データx)」となります。第1引数の「データy」で、1つ目のデータの配列・または行列の指定を行います。第2引数の「データx」で、2つ目のデータの配列・または行列の指定を行います。

それでは、実際にCORREL関数を使用してみましょう。画像の例では、受験者5名の「テスト1」と「テスト2」に相関があるかどうかを調べようとしています。C8セルに「=CORREL(B3:B7,C3:C7)」と入力して、これらのテストの相関係数を求めていきます。

これで、相関係数を求めることができました。「テスト1」と「テスト2」の相関係数は「0.7018…」となっており、相関度合いとしては「強い正の相関」と言えるでしょう。以上が、スプレッドシートのCORREL関数の使い方の説明となります。ちなみに、相関係数の値の説明については下記の通りとなります。
- 0.7≦r≦1.0:強い正の相関
- 0.4≦r≦0.7:正の相関
- 0.2≦r≦0.4:弱い正の相関
- -0.2≦r≦0.2:相関なし
- -0.4≦r≦-0.2:弱い負の相関
- -0.7≦r≦-0.4:負の相関
- -1.0≦r≦-0.7:強い負の相関