スプレッドシートのIFS関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのIFS関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに、IFS関数というものがあります。IFS関数は、複数の条件を指定して条件を満たすかどうか確認して値を返すことのできる関数です。この記事では、スプレッドシートのIFS関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのIFS関数の使い方

スプレッドシートのIFS関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用することのできる関数の1つに、「IFS関数(イフエス)」というものがあります。IFS関数は論理関数の一つで、条件を満たすかどうかを確認して値の真偽(TRUE・FALSE)を返す、つまり条件に合う値を返す関数となります。

IFS関数はIF関数よりも複数の条件を指定しやすい関数ですが、IF関数とは違い偽の値を引数で指定することはできないので注意しましょう。この記事では、スプレッドシートのIFS関数の使い方をご紹介していきます。

それでは、スプレッドシートのIFS関数の使い方について説明していきます。まずは、IFS関数の数式について説明します。IFS関数の数式は「=IFS(条件1,値1,条件2,値2,…)」となります。第1引数の「条件」で、条件式の指定を行います。第2引数の「値」で、条件に一致したとき(TRUE)に表示させる値の指定を行います。文字列を指定する場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で文字列を囲みましょう。

テストの点数から成績分けを行いたい
実際に、IFS関数を使用してみましょう。画像の例では、テストの点数から成績分けを行おうとしています。
C2セルに「=IFS(B2>=80,"優秀",B2>=60,"可",B2<=59,"補修")」と入力
C2セルに「=IFS(B2>=80,"優秀",B2>=60,"可",B2<=59,"補修")」と入力して、成績を求めます。
「自動入力」のチェックボタンをクリック
これで、C2セルに結果が表示されました。B2セルの点数が「86」なので、指定した成績の「優秀」が返っていることが分かります。あとは「自動入力」のチェックボタンをクリックして、残りのセルでも成績を出力しましょう。以上が、スプレッドシートのIFS関数の使い方の説明となります。

ちなみに、下記が使用できる比較演算子になります。

  • >(大なり):A>Bのように記述した場合の意味は「AはBよりも大きい」
  • >=(大なりイコール):A>=Bのように記述した場合の意味は「AはB以上」
  • <(小なり):A<Bのように記述した場合の意味は「AはBよりも小さい」
  • <=(小なりイコール):A<=Bのように記述した場合の意味は「AはB以下」
  • =(イコール・等号):A=Bのように記述した場合の意味は「AとBは等しい」
  • <>(大なり小なり・山カッコ):A<>Bのように記述した場合の意味は「AとBは等しくない」


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