スプレッドシートのSPLIT関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのSPLIT関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで、セル内の文字列を特定の位置で分割して別のセルへと切り分けたいと思ったことはありませんか?切り分けに使用する関数が「SPLIT関数」です。この記事では、スプレッドシートのSPLIT関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのSPLIT関数の使い方

スプレッドシートのSPLIT関数の使い方

Googleスプレッドシートで、セル内の文字列を特定の位置で分割して別のセルへと切り分けたいと思ったことはありませんか?例えばExcelでCSV形式のファイルを取り扱う場合は、文字列内に「区切り文字」が存在していれば区切り文字を指定することで簡単に文字列の分割を行うことができますよね。

同様の操作をスプレッドシートで行いたい場合は、「SPLIT関数(スプリット)」を使用してみましょう。この記事では、スプレッドシートのSPLIT関数の使い方をご紹介していきます。

まずは、スプレッドシートのSPLIT関数の数式について説明していきます。SPLIT関数の数式は「=SPLIT(テキスト, 区切り文字, 各文字での分割, 空のテキストを削除)」となります。第1引数の「テキスト」で、分割する文字列があるセルの指定を行います。第2引数の「区切り文字」で、分割する基準になる区切り文字を「"(ダブルクォーテーション)」で囲んで指定を行います。第3引数の「各文字での分割」は省略可能で、区切り文字を単語として扱うかどうかを「TRUE」か「FALSE」で指定します。・第4引数の「空のテキストを削除」も省略可能で、出力結果から空のテキストを削除するかどうかを「TRUE」か「FALSE」で指定します。

A1セルに「〒163-8001,東京都,新宿区,西新宿二丁目,8番1号」と入力されている
実際に、SPLIT関数を使用して文字列の分割を行ってみましょう。画像の例では、A1セルに「〒163-8001,東京都,新宿区,西新宿二丁目,8番1号」と区切りたい部分に区切り文字である「,(カンマ)」が入力されている文字列がありますね。
B1セルに「=SPLIT(A1,",")」と入力
この文字列を分割するために、B1セルに「=SPLIT(A1,",")」と入力していきます。ダブルクォーテーションでカンマを囲み、「","」としています。
B1セルからF1セルに「〒163-8001」・「東京都」・「新宿区」・「西新宿二丁目」・「8番1号」と出力できた
これで、B1セルからF1セルに「〒163-8001」・「東京都」・「新宿区」・「西新宿二丁目」・「8番1号」と区切り文字であるカンマで区切られた文字列をそれぞれのセルに出力することができました。

注意事項ですが、上記の例のように区切り文字で区切りたい場合は問題ないのですが、区切り文字ではなく単語で区切りたいという場合は第3引数の「各文字での分割」で指定を行わなければならない点には注意しましょう。例えば第2引数で「URL」を引数として指定する場合は、第3引数を「FALSE」にしないと「U」・「R」・「L」のそれぞれの文字で区切られてしまいます。ですので、そういった単語で区切りたいシーンで「各文字での分割」の指定を行いましょう。

以上が、スプレッドシートのSPLIT関数の使い方の説明となります。


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