Windows10のメールソフトの設定は難しい?
パソコン初心者には、GmailやOutlookなどのメールサービスとWindows10に搭載している標準メールソフトを連携させるのはハードルが高い作業になります。
- Windows10に標準のメールソフトがあることは知っているけど使い方が分からない
- メールソフトの設定が難しそうなので手を付けないでいる
- 設定を間違えた場合の対処ができないので怖くて設定できない
初心者にはハードルが高いwindows10の標準メールソフトの設定や使い方ですが、やってみると意外と簡単にできるものです。
そこで今回はwindows10の標準メールソフトを使った設定方法とよくあるトラブルとしてメールが同期できない・受信できない場合の対処法を初心者にも分かりやすくお伝えします。
Windows10の標準メールソフトの設定方法
Windows10の標準メールソフトにメールアドレスを追加する
「メールアドレス」
メールソフトに追加するメールアドレスを記載します。
「ユーザー名」
分かりやすいように追加するメールアドレスを記載します。
「パスワード」
追加するメールアドレスのパスワードを記載します。新たにパスワードを作るのではなく、追加するメールアドレス側で使用しているパスワードを記載します。
「アカウント名」
メールソフト内に表示されるメールの名前になります。
分かりやすいように、OutlookならOutlook、YAHOOメールならYAHOOやYAHOOメールなどメーラーのサービス名を使いましょう。
「この名前を使用してメッセージを送信」
こちらの項目に記載した名前が、「メールの送信者名」「差出人名」として使われます。
「受信メールサーバー」
受信メールサーバーのアドレスは、メーラーごとに異なりますので、各メーラーにてご確認ください。
「アカウントの種類」
アカウントの種類は「POP3」と「IMAP4」の2種類から選びます。
・「POP3」
POP3はメールサーバーから直接メールをダウンロードする方式です。
この方式だと1度ダウンロードされたメールは、メールサーバーに残りません。
よってメールを管理するPCが1台に限定される方におすすめです。
・「IMAP4」
IMAP4はメールをメールサーバーで管理しますからメールはサーバーに残ったままです。
メール管理を自宅のパソコンや会社のパソコン、スマートフォンやタブレットなど複数で管理する場合におすすめです。
「メールの送信(SMTP)サーバー」
送信サーバーのアドレスは、メールサービスごとに異なります。
*以下の4つの項目はセキュリティに関係してくるので4つともチェックを入れてください。
・送信サーバーには、認証が必要です
・送信メールには同じユーザー名とパスワードを使用する
・受信メールにはSSLが必要
・送信メールにはSSLが必要
すべての項目を記入後、サインインをクリックします。
Windows10にメールを同期できない・受信できない場合の対処法
Windows10の標準メールソフトの設定は終わったけど、いざメールソフトを確認しても「同期できない」「同期はできてもメールの受信ができない」こともあります。次は想定する問題に対しての対処法をお伝えしていきます。
メール設定の見直しと修正
同期できない、受信できない場合の多くは、メール設定の不備にあるのでもう一度設定を見直してください。
まずは先ほどご紹介した「Windows10の標準メールソフトの設定方法」と同じ手順で
- 「Windowsマーク」をクリック
- 「メールアプリ」をクリック。
- 「設定」から「アカウントの管理」をクリック。
セキュリティソフトのセキュリティレベルが高い
セキュリティソフトが原因となるケースもあります。
お使いのセキュリティソフトのセキュリティレベルが高いとメールの送受信の妨げになる場合もあります。エラーメッセージの確認とセキュリティレベルを見直すことで、メールの同期と送受信が可能になることもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。初心者にはハードルが高そうなメールソフトの設定と使い方ですが、やってみると意外に簡単だったと思います。
今回ご紹介した方法を見れば「同期できない」「同期はできてもメールの受信ができない」などの問題にも対処できます。
Windows10の標準メールソフトは多くのメーラを使っている方には、とても便利なソフトなので是非使いこなせるようになってください。