LINE Payとは?利用するメリットは?
PayPayや楽天ペイといったQRコードを使った決済サービスの需要が高まっています。
QRコード決済サービスの中で有名なもののひとつがLINE Payです。
始め方もカンタンで身近なメリットもありますので、ひとつひとつ見ていきましょう。
財布を取り出す必要がない
LINE Payを使う大きなメリットの一つが財布を取り出す必要がないということです。
登録さえ済ませてしまえばスマホ一つで支払いを行えるので財布からお札や小銭を取り出す手間もありませんし、そもそも持ち歩く必要すらありません。
財布が盗まれるかも知れなくて不安という方にもとても相性が良いLINE Payです。
簡単に割り勘できる
LINE Payには簡単に友達と割り勘できる機能が用意されています。
友達同士でLINE Payを利用し、割り勘の手続きを行うことで支払いが人数に合わせて分割されて均等に請求されるようになります。
LINE Payの割り勘機能を使えば大人数でもトラブルなく割り勘ができ、「〇〇は出した。出してない」というお金のトラブルを避けることができます。
また、LINE Payを持っていない人も現金でLINE Payの割り勘に参加できるので、全く問題ありません。
公共料金の支払いにも使用できる
LINE Payには電力会社や水道局なども加盟しているので、それらの支払いもLINE Payでまとめることができます。
また、後払いを活用している方には馴染み深い「NP後払い」にも対応しているので、使う人にとってはかなり重宝するQRコード決済サービスでしょう。
ちなみに安全性については別の記事で解説していますので、気になる方はこちらを読んでみてください。
LINE Payでアカウント登録をする手順
それではさっそくLINE Payのアカウント登録方法ですが、LINE Payには大きく分けて2種類のアカウントがあります。
本人確認が済んでいないアカウントが「LINEcash」、本人確認を終えて機能制限が解除されているアカウントが「LINEmoney」となっています。
基本的な始め方は、LINEcashアカウントを登録してLINEmoneyアカウントにグレードアップという流れになります。
LINEcashとLINEmoneyの機能の違い
LINEmoneyにはLINEcashにはない以下の制限が解除されています。
- LINE友達に送金できる
- チャージ済みのお金を出金できる
- 割り勘機能を使える
- LINE Payカードへのチャージ額上限が1000万円になる
- 1回あたりの支払上限も100万円まで引き上げられる
逆に、LINEcashではLINE友達に送金できなかったり、チャージ済みのお金を出金できない(支払いにしか利用できない)、LINE Payカードへのチャージ額上限が1000万円ではない(10万円)というように、いくつかの機能や上限が制限されています。
割り勘機能もLINEmoneyアカウントじゃないと使えないので覚えておきましょう。
LINEcashの登録手順
その後、利用規約関係の確認画面が表示されるので「全てに同意」にチェックを入れて[新規登録]をタップします。
これでLINEcashアカウントの登録が完了します。
入力したらSMSの送信を行い、届いたSMSに記載されているコードを入力して登録を完了しますが、SMSを受け取れないSIMカードを使っていた場合は登録できません。注意しましょう。
またLINEcashアカウント作成後、パスワードの登録も忘れないようにしてください。
パスワードを設定しない場合、機種変更すると使えなくなってしまうので注意が必要です。
LINEmoneyへのグレードアップ手順
LINEmoneyアカウントへのグレードアップには本人確認手続きを行う必要があります。
ただし、本人確認を行うと言ってもやり方はとても簡単です。
利用してる銀行が見当たらない場合は下にスクロールして、五十音順のところから見つけ出してください。
LINEmoneyへのグレードアップは有効な銀行口座の登録で完了しますが、即日LINEmoneyアカウントにアップグレードされるとは限らないので注意してください。
LINE Payにクレジットカードを登録・削除する方法
LINE Payに登録したクレジットカード情報を削除するのは簡単です。
タップしたら、以下の情報をそれぞれ入力して[登録]をクリックします。
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- 氏名(ローマ字)
- カードのニックネーム(自由)
その後利用している金融機関のページへ飛ばされますが、利用している金融機関によって手続きが異なりますのでそれぞれ案内に従って登録を進めてください。
今後登録したクレジットカードを使って決済をすることが可能になります。
削除の同じクレジットカードを利用したい場合はもう一度、有効なカードかどうかの確認をする必要が出てくるので注意しましょう。
LINE Payで複数アカウントを持つことはできる?
LINE Payはいくつか制限はあるものの本人確認なしで利用することができるので、理論上は複数アカウント持つことは可能です。
ただし、LINE Payは現在初回限定キャンペーンなどもやっていないほか、利用規約上は違反した使い方ですので、まったくお勧めしません。
LINE Payを複数アカウント用意して運用するのであれば、一つLINEmoneyアカウントを用意して使うほうが効率的で、利用規約にも遵守しながら安全に利用できます。
まとめ
LINE PayはLINE友達とお金を送り合うこともできるとても便利なQRコード決済サービスです。
何よりほかのQRコード決済サービスと違って、普段使っているLINEアプリに統合されているので、下手にインストールアプリ数が増えることもありません。
LINE Payは使い方も簡単ですので一度試してみると良いでしょう。