Windows10の「送る」とは?
Windows10には「送る」という機能があります。
この「送る」は、エクスプローラーやデスクトップでファイル・フォルダを右クリックしたときに表示される項目で、「送る」から指定したソフトウェアでファイルやフォルダを開くことができます。
わざわざzip圧縮用のソフトウェアを開く必要がないため、頻繁にzip圧縮する方にとっては非常に便利な機能となっています。
デフォルトでは、Bluetoothデバイスへの転送やFAX送信、デスクトップにショートカットを作成する、ドキュメントフォルダにコピーする、メールで送る、zip圧縮の6種類です。
Windows10の「送る」にプログラムを追加する方法
「送る」に用意されているデフォルトの項目は、使う機会があったとしてもzip圧縮くらいしかないという方がほとんどでしょう。
そんな「送るメニュー」ですが、実は簡単にカスタマイズすることができます。カスタマイズすることで別でインストールしたソフトウェアを「送る」メニューに追加することが可能です。
「送る」の正体は、実はただのフォルダーであり、そのフォルダー内にあるショートカットを表示しているだけに過ぎません。
そのため、sendtoフォルダにインストールしているソフトウェアやファイルのショートカットをコピーしておくことで、「送る」メニューを自由にカスタマイズすることができるのです。
sendtoフォルダはエクスプローラーからアクセスすることもできますが、かなり深い階層の場所にあるため、探すのが大変です。ですので今回は簡単にアクセスする方法を紹介します。
この方法であれば、深い階層にあるsendtoフォルダを一発で開けます。
[Win]+[R]キーで開ける「ファイル名を指定して実行」からでも行なえますが、エクスプローラのアドレスバーからでも同じことができるので、エクスプローラーのアドレスバーを使った方がお手軽かつおすすめです。
ここに、デスクトップなどに作成したショートカットアイコンをコピーして貼り付けてください。
例えば、画像ファイルを右クリックして「送る」メニューからGoogle Chromeを選択すると、Google Chromeで画像が表示されます。
リアルタイムで反映されるので再起動の必要はありません。
Windows10の「送る」のプログラムを削除する方法
「送る」にあるプログラムを削除する方法は簡単です。
プログラムを通過した時と同じようにsendtoフォルダにアクセスし、不要なプログラムのショートカットを削除するだけです。
FAX受信など使うことがないプログラムは削除してしまって整理すると良いでしょう。