SSDP Discoveryとは?
Windowsのパソコンは、バックグラウンドで各種サービスが動作しています。動作しているサービスには様々なものがありますが、必要のないサービスは停止させることでWindowsの負担を取り除くことができますよ。
今回ご紹介するのは、SSDP Discoveryです。
SSDP Discoveryとは、SSDP(Simple Service Discovery Protocol・シンプルサービスディスカバリープロトコル)という通信プロトコルで、UPnPを使用しているネットワークデバイスやサービスを検出してくれるサービスです。
SSDP Discoveryは表示名で、サービス名は「SSDPSRV」・サービスのパスは「C:\WINDOWS\system32\svchost.exe -k LocalServiceAndNoImpersonation -p」となっています。
個人のパソコンでは基本的にSSDPを用いることはないので、もしSSDP Discoveryサービスが有効になっているのであれば無効化しましょう。有効にしたままだとセキュリティの脆弱性になってしまうために、ネットワーク攻撃を受ける原因となってしまうこともあります。
SSDP Discoveryの仕組み
SSDP Discoveryの仕組みを簡単にですが説明します。
まずは技術のおさらいですが、デバイスに接続することでネットワーク接続することができる技術が「UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)」で、そのUPnPの機能でネットワークデバイスを探索するプロトコルが「SSDP」となっています。プロトコル(通信プロトコル)というのは、通信時の規約です。
SSDP Discoveryはネットワーク上でUPnPに対応している機器を探す際に使われるわけですが、そのUPnPを探すために使われる規約が同じ規約であるSSDPだ、ということです。