Windows10のアップグレードの価格はいくら?
Windows8.1以前のパソコンを使用していて、サポートが終了間近だからWindows10にアップグレードしたい・Windows7で無償アップグレードをしたけど戻してしまって再びアップグレードしたいという方もいらっしゃるかと思います。OSをWindows10にアップグレードするには、新しくWindows10のライセンスを有償購入する必要があります。
Windows10の価格ですが、市場によって値段が変動します。2021年4月現在は下記の通りとなっています。
- Windows 10 Home 日本語版:約15000円
- Windows 10 Pro 日本語版:約22000円
- Windows 10 Home 64bit 日本語 DSP版:約13000円
- Windows 10 Pro 64bit 日本語 DSP版:約17000円
一般のユーザーであればWindows10 Homeで問題ないので、約15000円かかるといった形になります。また「DSP版」というパーツとセットで購入することが前提になっているOSもあり、もしパソコンのパーツを交換したり増設したいという場合はDSP版を買うことで費用を抑えることができます。パッケージ版とDSP版の違い、またOEM版について知りたい方は、下記リンク先の記事を併せてご覧ください。
Windows10をアップグレードするメリットは?
最新OSなのでサポート期間がほぼ永続
Windows8.1以前のバージョンではサポート期間が設定されており、基本的には10年ほどでサポートが終了していました。Windows10では「モダン ライフサイクル ポリシー」というポリシーを掲げており、常に最新バージョンにアップデートしていればサポート期間が継続されるようになっています。
そのため、セキュリティリスクなどを考えてもWindows8.1以前のOSであればWindows10にアップデートするだけでセキュリティ面でメリットがありますよ。
パソコンを引っ越す際に利用することができる
Windows10を購入すると、1つのOSにつきプロダクトキーが1つ付いてきます。プロダクトキーは1台のパソコンでしか使用できないため一度に2台のパソコンに同じWindows10を導入するといったことはできないのですが、新しいパソコンを組み立てた際にそちらに移動するといったことは可能です。なのでWindows10を買ったはいいものの使用しているパソコンが不調になってしまった…という場合にも、買ったWindows10は無駄にはなりませんよ。プロダクトキーを移行する方法は下記リンク先の記事にて説明していますので、興味のある方やトラブルの事前対策をしたい方はぜひご覧ください。
トラブルに対して強い
パッケージ版でWindows10を購入した場合限定ですが、すぐに接続できるメディアとして手元に保管しておくことができます。ですので、Windows10でリカバリーメディアを作成していないのに起動不能トラブルが発生してしまったという場合にもすぐに再インストールなどの対応を取ることが可能で、トラブルに強いのが嬉しいポイントです。
下記リンク先記事においてリカバリーディスクの作成方法と使い方を説明していますが、リカバリーディスクを作成するのは手間がかかるものです。ですのでOSをインストールしてからもそのまま手元に保管しておけるのはかなりのメリットになりますよ。