スクリーンセーバーとは?
Windowsなどのパソコンには、「スクリーンセーバー」という機能が搭載されています。現在ではディスプレイと言えば液晶ディスプレイが主流となっているためあまり目にすることはなくなった機能ですが、かつではCRT(ブラウン管)ディスプレイが主流だったのでスクリーンセーバーは広く使われている機能でした。
なぜCRTディスプレイの時代にスクリーンセーバーが使用されていたのかというと、CRTディスプレイの場合は長時間同じ映像を映し続けているとディスプレイの焼き付きが発生していました。焼き付きとは表示していたものがうっすらとディスプレイに残ってしまう現象で、焼き付きが起きてしまうとディスプレイが綺麗に映らなくなってしまうのです。
現在では液晶ディスプレイが主流なので簡単に焼き付きが起きることは少なくなり、また焼き付きが発生しても映像の切り替えを行っていれば自然に直るようになったためスクリーンセーバーが使われることは少なくなりました。現在のスクリーンセーバーの用途は、離席中のセキュリティとして使用されることがほとんどです。
Windows10でスクリーンセーバーを設定する方法
「再開時にログオン画面に戻る」のチェックボックスを有効にすると、スクリーンセーバーを解除した時にログオン画面が表示されるようになります。