Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較したい
Googleスプレッドシートで「条件付き書式」を使用して別シートの値と比較したいと思ったことはありませんか?2枚のシートで差分の重複チェックを行いたいというケースもあるかと思いますが、目視だけで比較すると確認漏らしが起きてしまう可能性が高いですよね。
このケースでは、Googleスプレッドシートの条件付き書式機能を用いることでセルの差分に背景色を付与することができるので、簡単に重複チェックを行うことができますよ。この記事では、Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法をご紹介していきます。
Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法
それでは、Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法を説明していきます。ここでは、レストランのメニューの価格を改定する際の改定前価格と改定後価格の比較を例として説明を行います。シートは「改定前」と「改定後」の2つを用意しています。
余談ですが、この例で数式が「=A1<>'改定後'!A1」でないのは何故かと言いますと、カスタム書式を使用して別シートを指定する場合はそのまま指定をすることができません。ですので別シートを指定するのであれば「INDIRECT」関数を使用する必要があるのです。じゃあ「=A1<>INDIRECT("改定後!A1")」になるのかといいますとこれも違い、この数式だとすべてのセルがA1セルと比較されてしまうため、説明内で書いたようにA1を文字列ではなくセル指定にする必要があります。ですので「CELL」関数を使用してセル指定を行い、そこから文字列に変換しているわけですね。