Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法!

Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法!

Googleスプレッドシートで複数のシートがある場合に、条件付き書式を使用して元シートと別シートの値を比較したいと思ったことはありませんか?この記事では、Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較したい
  2. Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法

Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較したい

Googleスプレッドシートアイコン

Googleスプレッドシートで「条件付き書式」を使用して別シートの値と比較したいと思ったことはありませんか?2枚のシートで差分の重複チェックを行いたいというケースもあるかと思いますが、目視だけで比較すると確認漏らしが起きてしまう可能性が高いですよね。

このケースでは、Googleスプレッドシート条件付き書式機能を用いることでセルの差分に背景色を付与することができるので、簡単に重複チェックを行うことができますよ。この記事では、Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法をご紹介していきます。

Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法

それでは、Googleスプレッドシートの条件付き書式で別シートの値と比較する方法を説明していきます。ここでは、レストランのメニューの価格を改定する際の改定前価格と改定後価格の比較を例として説明を行います。シートは「改定前」と「改定後」の2つを用意しています。

「改定前」シートで比較を行いたいセルを範囲指定して、右クリック
まずは「改定前」シートで比較を行いたいセルを範囲指定して、右クリックしましょう。
右クリックメニューの下のほうにある「条件付き書式」をクリック
右クリックメニューの下のほうにある「条件付き書式」をクリックしましょう。
「条件付き書式設定ルール」欄を表示
ウィンドウ右側に「条件付き書式設定ルール」欄が表示されます。「書式ルール」の「セルの書式設定」のプルダウンメニューから「カスタム数式」を選択します。「値または数式」に比較用の数式である「=A1<>INDIRECT("改定後!"&CELL("address", A1))」を入力します。

「書式設定のスタイル」から比較用のセルの色を指定したら「完了」をクリックしましょう。
背景色が付与されたセル
これで、そのままのセルに背景色が付くようになりました。値が違うセルには背景色は付与されていません。こうすることで、別シートの値を比較するのが楽になりますよ。

余談ですが、この例で数式が「=A1<>'改定後'!A1」でないのは何故かと言いますと、カスタム書式を使用して別シートを指定する場合はそのまま指定をすることができません。ですので別シートを指定するのであれば「INDIRECT」関数を使用する必要があるのです。じゃあ「=A1<>INDIRECT("改定後!A1")」になるのかといいますとこれも違い、この数式だとすべてのセルがA1セルと比較されてしまうため、説明内で書いたようにA1を文字列ではなくセル指定にする必要があります。ですので「CELL」関数を使用してセル指定を行い、そこから文字列に変換しているわけですね。


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