Googleスプレッドシートで小数点の四捨五入・切り捨て・切り上げを扱う方法!

Googleスプレッドシートで小数点の四捨五入・切り捨て・切り上げを扱う方法!

Googleスプレッドシートで、小数点の四捨五入や切り捨て・切り上げを関数で行う方法をご存知でしょうか?ご存知でなければぜひ覚えてみてください。この記事では、Googleスプレッドシートで小数点の四捨五入・切り捨て・切り上げを行う方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Googleスプレッドシートで小数点を扱いたい
  2. Googleスプレッドシートでの小数点の扱い

Googleスプレッドシートで小数点を扱いたい

Googleスプレッドシートで、小数点を扱いたいというケースもありますよね。小数点はそのまま入力を行うことが可能ですし、数値を入力してから画面上部の「小数点以下の桁数を増やす」・「小数点以下の桁数を減らす」ボタンから小数点の増減を行うことができますよ。

Googleスプレッドシートで小数点を扱っていると、小数点の四捨五入や切り捨て・切り上げを行いたいというシーンも出てきますよね。小数点の四捨五入・切り捨て・切り上げは、関数を使用することで桁数を指定して結果を出力することができます。構文も簡単なので、覚えておくとスプレッドシートでの小数点の取り扱いがとても楽になりますよ。この記事では、Googleスプレッドシートで小数点の四捨五入・切り捨て・切り上げ方法をご紹介していきます。

Googleスプレッドシートでの小数点の扱い

それでは、Googleスプレッドシートで小数点の扱い方について説明していきます。小数点を扱うための関数としてINT関数を使用するというユーザーもいらっしゃるかと思いますが、正数化を行う場合は定番の関数に「ROUND関数」・「ROUNDDOWN関数」・「ROUNDUP関数」というものがあるんです。これらの関数は使用する引数のルールが同じであるため、一つ覚えれば残りの関数も覚えやすいというメリットがあります。それぞれの関数の使い方について説明していきます。

四捨五入

A2セルに入力された関数と出力結果を確認
Googleスプレッドシートで四捨五入を行うには、「ROUND」関数を使用します。画像の例では、A1セルに入力された数値をA2にROUND関数で出力したものを表示しています。小数点が四捨五入されて消えていることが確認できますね。

ROUND関数はの構文は下記の通りです。

  • =ROUND(値orセル,引数)

引数は「0」が1桁目・「-1」が2桁目・「-2」が3桁目と、桁数が増えるごとにマイナスの数値が増えていきます。小数点以下の四捨五入を行う場合は「0」を入力するわけですね。小数点第一位から先を四捨五入したい場合は正の数値、つまり「1」・「2」・「3」とこちらも桁数が増えるごとに正の数値が増えると覚えておきましょう。これは小数点がない正の数字を取り扱う場合でも使うため、引数に関してはしっかりと覚えておく必要があります。

切り捨て

A2セルに入力された関数と出力結果を確認
小数点や端数の切り捨てを行うには、「ROUNDDOWN」関数を使用します。ROWNDDOWN関数の構文は下記の通りです。
  • =ROUNDDOWN(値orセル,引数)

引数は「0」が1桁目・「-1」が2桁目・「-2」が3桁目と、桁数が増えるごとにマイナスの数値が増えていきます。小数点以下の切り捨てを行う場合は「0」を入力しましょう。小数点第一位から先を切り捨てたい場合は正の数値…「1」・「2」・「3」のように桁数が増えるごとに正の数値が増えることになります。つまりは、ROUNDと同じですね。

切り上げ

A2セルに入力された関数と出力結果を確認
小数点や端数を切り上げるには、「ROUNDUP」関数を使用しましょう。ROUNDUP関数の構文は下記の通りです。
  • =ROUNDUP(値orセル,引数)

ROUNDUPの引数も、ROUND・ROUNDDOWNと変わりません。「0」が1桁目・「-1」が2桁目・「-2」が3桁目と、桁数が増えるごとにマイナスの数値が増えていきます。小数点以下の切り捨てを行う場合は「0」を入力しましょう。小数点第一位から先を切り捨てたい場合は正の数値…「1」・「2」・「3」のように桁数が増えるごとに正の数値が増えることになります。


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