Windows10のパソコンで、音声のエンコードに「vo3+」形式が用いられている音声ファイルが再生できなくて困ってしまったことはありませんか?当記事では、vo3+とは何なのか・どうやって再生するのかを説明します。
Windows10で「vo3+」の形式で音声が出ない場合の対処法
それでは、Windows10で「vo3+」の形式で音声が出ない場合の対処法について説明していきます。「vo3+」のオーディオはVorbis(ヴォルビス)形式で、拡張子は「.ogg」となっています。Vorbisのフォーマットはメジャーなので、何故vo3+だと再生できないのか疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。その理由ですが、ファイルのエンコード(変換)に使用したソフトが原因です。vo3+にエンコードするソフトは「Ogg Vorbis CODEC for MSACM」という2000年代初期に開発されたソフトなのですが、マイナーであった上に現在ではすでに作者のWebサイトが無くなっている状態です。Vectorストアからダウンロードすることは可能なのですが、Windows10環境では正常にインストールすることができません。
インストールが完了したら、Windows Media Playerなどでvo3+形式でエンコードされたファイルを再生できるようになりますよ。注意点としては、古すぎる形式なので近年の音楽再生ソフトでは対応していないことがあるという点が挙げられます。もし別の再生ソフトで再生したい場合、可能であれば別の形式に変換をするか、Windows Media Playerで音声を流して録音するなどの力技で対応しましょう。