マスターブラウザを確認・変更する方法をご紹介!

マスターブラウザを確認・変更する方法をご紹介!

Windowsのパソコンでネットワークを形成している場合、ネットワークの代表の管理パソコンをマスターブラウザと呼びます。このマスターブラウザを確認・変更したいというケースがあるかと思います。この記事では、マスターブラウザを確認・変更する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. マスターブラウザとは?
  2. マスターブラウザを確認・変更する方法

マスターブラウザとは?

Windows10のパソコンで、マスターブラウザを設定・確認したり、マスターブラウザを変更したいと思ったことはありませんか?マスターブラウザとは、ネットワーク内での代表・管理パソコンのことを指します。

マスターブラウザになるパソコンは優先順位が高いOSのパソコンになりますが、優先順位が同じパソコンが複数ある場合は起動する順番などで変更されてしまうため、現在はどのパソコンがマスターブラウザなのか確認したい、マスターブラウザを変更したいという状況もあるかと思います。この記事では、マスターブラウザを確認・変更する方法をご紹介していきます。

マスターブラウザを確認・変更する方法

「コマンドプロンプト」を右クリック
それでは、マスターブラウザを確認する方法を説明します。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開します。「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックしましょう。
「nbtstat -n」とコマンド入力
自分のパソコンがマスターブラウザかどうか調べる場合は「nbtstat -n」と入力しましょう。出力される結果に「__MSBROWSE__」がある場合は、自分のパソコンがマスターブラウザのパソコンです。

コンピュータ名でネットワーク上のパソコンを調べたい場合には「nbtstat -a <コンピュータ名>」、コマンド・IPアドレスでネットワーク上のパソコンを調べたい場合は「nbtstat -A <IPアドレス>」で調べることができます。こちらも出力される結果に「__MSBROWSE__」が含まれているものが、マスターブラウザになります。

「regedit」と入力し「OK」をクリック
使用しているパソコンをマスターブラウザにしたい場合は「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「regedit」と入力して「OK」をクリックしましょう。

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentConrolSet\Services\Browser\Parameters」にあるサブキー「IsDomainMaster」をダブルクリックして、「値のデータ」を「TRUE」にしましょう。あとはレジストリエディターを終了してパソコンを再起動すれば、お使いのパソコンがマスターブラウザになります。


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