Security Accounts Managerとは?
Windowsのパソコンでは、バックグラウンドで様々なサービスが動作しています。動作しているサービスの中には必要なものから不必要なものまで様々なものが混ざっているため、必要のないサービスは停止してパソコンの動作を軽くしたいと考えるユーザーも多いかと思います。
今回ご紹介するサービスは、Security Accounts Managerです。Security Accounts Managerとは、Security Accounts Managerと連携している別のサービスに「要求を受信する準備ができている」というシグナルを送信する役割を持っているサービスです。この通知が送られることによって、Security Accounts Managerと連携している他のサービスが動作するようになります。Security Accounts Managerが動作している場合にバックグラウンドで動作するプロセスは「lsass.exe」となります。
Security Accounts Managerは停止しても大丈夫?
Security Accounts Managerは停止しても大丈夫なのかどうか気になる方もいらっしゃるかと思いますが、ここでSecurity Accounts Managerの説明を確認しましょう。「このサービスを無効にするとシステムのほかのサービスは、SAMの準備ができたときに通知されません。この場合、これらのサービスを開始できないことがあります。このサービスを無効にしないでください。」と記載されています。つまり、Security Accounts Managerは停止してはいけないサービスなのです。
簡単に説明すると、Security Accounts Managerを停止すると関連した他のサービスが起動できなくなってしまうのです。なので止める意味がないため、停止しないようにしましょう。