Slackのリマインダー機能とは
Slackにはリマインダー・リマインド機能(remind)が存在しています。リマインド機能を上手く利用することで、日々のスケジューリング管理をより円滑に進めることができます。
更に自分のスケジュール管理だけでなく、Slackでつながっているユーザーに向けてリマインダーを設定することができます。リマインドもよくあるアプリやサービスと同じくアラーム設定を日付指定や定期的に知らせるなど細かく設定することができます。
ぜひ今回の記事を参考にSlackのリマインダー機能を使いこなしましょう。
Slackのリマインダー機能の使い方
Slackでリマインダーを設定するにはslack commandを利用してきます。
Slackはチャットアプリですので、チャット上でリマインダーを設定してくのですが、チャットの入力欄に「/(スラッシュ)」を入力することで、特別なコマンドとして様々な機能を使うことができます。
それではSlackでリマインダーを設定する方法を見ていきます。
リマインダーのコマンドの使い方
まとめますと以下のフォーマットとなります。
/remind [誰に] to [何を] [いつ]
この
- 誰に
- 何を
- いつ
[誰に]
リマインダーを送る相手を指定します。自分であれば「me」です。メンバーを指定する場合は「@メンバー名」という設定となります。
またチャンネルを指定することもでき、その場合は「#チャンネル名」という設定の仕方となります。
[何を]
リマインダーで表示させるメッセージを指定します。もちろん日本語でOKです。
[いつ]
いつの部分が一番細かく指定することができます。よく使われる指定をいくつかご紹介します。
- 10秒後: 「in 10 seconds」
- 3分後: 「in 3 minitus」
- 16時0分: 「at 16:00」
- 1月1日: 「on January 1」
- 平日: 「weekday」
- 毎週月曜日: 「every Monday」
- 隔週月曜日: 「every other Monday」
- 毎週月曜日11時0分: 「at 11:00 every Monday」
リマインダーの設定例
上記の例のように組み合わせて適切な日付指定を行いましょう。利用例としてはいくつかご紹介します。
[毎週月曜日9時の定例の10分前にSlackで#generalにリマインダーを通知]
/remind #general to "ミーティング始まるよ!全員集合" at 8:50 every Monday
[1時間後に自分に電話をかける仕事をリマインド]
/remind me to "電話かけてね!" in 1hours
リマインダーからの通知
ここで「削除」ボタンを押すと、リマインドを削除できます。「リマインダーを表示する」を押すとリマインドされるメッセージを確認することができます。
「完了にする」を押すことで、このリマインダーを完了にできます。
「削除」リマインダーを削除できます。
登録しているリマインダーを確認する
リマインダーをたくさん設定していると、登録しているリマインダーを一覧で確認したいときがあります。リマインダーを一覧で確認したいときは下記のコマンドを実行します。
/remind list
ヘルプ
以下のコマンドを実行することでリマインダー機能のヘルプを確認できます。
/remind help
時間なしで指定する
ここで時間を設定しても同じ設定が可能ですが、自分でコマンド一発で設定した方がもちろん早いですが、時間指定を覚えていなくても設定できるので便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Slackのリマインダー機能の使い方をご紹介しました。ビジネスでもプライベートでもチャット上でコマンドで設定できるお手軽な機能です。
特にSlackを毎日使っている方にとってはとても重宝する機能ですので、ぜひ一度お試し下さい。