Windows10でスリープ設定をしたいor自動スリープしないで欲しい
Windowsのスリープ機能とはWindowsをシャットダウンせず、省電力でWindowsを待機させるモードの事です。
スリープからの復帰にかかる時間はシャットダウンとは比較にならないほど早いうえ、編集中のファイルや使用中のアプリケーションを起動したままでスリープすることもでき、スリープ復帰後すぐ作業を継続できる点も便利で、活用している人も多いと思います。
ただ、Windowsが意図せず勝手にスリープして困っている人や、設定したのに自動スリープにならないという症状に悩まされている人もいるようです。原因や解除方法を知りたいですよね。
今回はWindows10におけるスリープ設定について解説したいと思います。
Windows10を手動スリープさせる方法
まずはWindows10をスリープさせる方法を解説していきます。Windows10を手動でスリープさせる実行手順は下記のとおりです。
スタートメニューから電源ボタンをクリックし、「スリープ」をクリックします。
手順は以上です。簡単ですね。これで省電力にも貢献できるため、こまめにWindowsをスリープさせたいところです。
スリープのショートカットの作成方法
そんな便利なスリープですが、電源メニューを操作すると、間違って再起動やシャットダウンを押してしまいそうで不安という人もいると思います。
そんな人のために、スリープに入るためのショートカットを作成したいと思います。
まずはデスクトップの空いているところで右クリックし、「新規作成」⇒「ショートカット」をクリックします。
これならスピーディにスリープできるうえに誤操作も少なく、大変便利です。
Windows10の自動スリープ設定方法
Windows10には自動スリープの設定があり、うまく活用することでより効率的に省電力させることができます。
冒頭に書いた
- 設定どおりにスリープに移行しない
- 勝手にスリープされてしまう
という人は、ここの設定を改めて確認すると良いでしょう。
Windows10の自動スリープの確認、設定方法は下記のとおりです。
これで、パソコンを操作していない時間が指定の時間に達すると、自動でスリープになります。最短1分から最長5時間まで指定することができます。
期待通りに自動スリープに移行しない場合は、この設定を再確認し、自分に適した設定をすると良いでしょう。
Windows10で自動スリープしないでほしい場合の設定方法
自分の意図しないタイミングで勝手にスリープにならないでほしい人としては、Windows10の自動スリープを解除する方法も知りたいと思うでしょう。
その場合は先ほどの設定画面で、スリープの時間を「なし」にすることで、自動スリープにならないようにできます。
勝手にスリープされて困っていた人は、これで症状が改善するのではないでしょうか。
Windows10で自動スリープしない場合の対処法
上記のとおりスリープ設定はしっかりされているにも関わらず、意図したタイミングでスリープに移行しない症状が出ている人は、一度下記の設定をご確認ください。
Wake on Lan(ウェイクオンLAN)設定を無効に
LANカードなどのネットワークアダプターは、通信を受け取ることでパソコン本体の電源を起動させるよう設定することができます。
その設定の誤動作により、常に電源ON状態を維持しようとするため、自動スリープにならない原因となってしまうことがあるのです。
Wake on LANを使用しないならば、その設定を解除しましょう。方法は下記のとおりです。
これでスリープにならない症状が解決したか、確認してみてください。
自動スリープしないようにしてしまうソフトを確認する
下記のコマンドにより、自動スリープに移行しないよう阻害するソフトがあるかどうか原因調査することができます。
上記のように、結果がすべて「なし」になっていれば問題ありません。ここにソフトウェア名が表示された場合、そのソフトを終了してみてください。
まとめ
Windows10で自動スリープにならない原因と対策を発見できたでしょうか?
スピーディな作業の中断と再開ができ、省電力にも貢献できるスリープ設定、より便利に使いこなしてくださいね。