empty.exeとは?

Windowsのパソコンでは、起動してから時間が経過することにどんどんメモリを消費していきます。不要なプログラムを終了して空きメモリを確保しても、すぐにはメモリが解放されないことも多いです。
そういった時に役に立つのが、「empty.exe」です。
「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」の中にあるこのプログラムは単体でも動作させることができ、素早くメモリ解放を行うことができますよ。
メリット
他社のプログラムでメモリ解放を行ったり自分でプロセスを終了していくと不安があったり手間がかかりますが、empty.exeはMicrosoft製のプログラムを使うので安心です。気になるメモリ解放の速度も爆速なので、あっと言う間にメモリが解放されます。
empty.exeの動作環境
empty.exeはWindowsXP・Vista(32bit)の環境でよく使われていましたが、Windows7・8・8.1・10(64bit)の環境でも動作させることができます。
empty.exeの使い方
それでは、empty.exeの使い方を説明します。
インストール(ファイル抜き出し)

下記リンク先のMicrosoft公式サイトにアクセスしたら、「Download」ボタンをクリックして「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」をダウンロードしましょう。

ダウンロードした「rktools.exe」をインストールするのではなく、「7Zip」などのアーカイバで解凍しましょう。

続いて、「rktools.msi」を解凍します。作成された「rktools」ファイル内にある「empty.exe」をコピーしましょう。

コピーしたempty.exeを、「C:¥WINDOWS¥system32」フォルダに貼り付けましょう。これで下準備の完了です。
バッチファイルを作成する
system32フォルダにコピーしたempty.exeを実行することでメモリ解放を行うことができますが、毎回システムに関わるsystem32フォルダにアクセスするのは怖いと思うので、empty.exeを実行できるバッチファイルを作成しましょう。

メモ帳などのテキストエディタを起動して、下記に記した2行のコマンドを入力します。そしてファイル名を「empty.bat」と入力して保存しましょう。
@echo off empty.exe *
保存したempty.batは、デスクトップなどアクセスしやすい場所に設置しましょう。
使い方

作成した「empty.bat」をクリックして実行するだけで、即座にメモリ解放が行われます。簡単ですね。
empty.exeを使ってみた結果

Windows10(64bit)の環境で、作成したバッチファイルからempty.exeを実行してみました。
こちらはタスクマネージャーで表示しているメモリ解放実行前の状態です。使用中のメモリが7.3GB・利用可能メモリが8.2GBとなっていますが、この状態でバッチファイルのempty.batを実行すると…

なんと使用中メモリが3.2GB・利用可能メモリが9.2GBとなりました。
グラフでも一気にメモリ使用量が減っていることが確認できます。余分なメモリをすぐに解放できて、利用可能メモリが1GBも使えるようになるのは嬉しいですね。
まとめ
簡単にメモリ解放が出来る「empty.exe」の使い方をご紹介!いかがでしたでしょうか。
「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」に含まれる「empty.exe」は、実行することでメモリ解放を素早く行うことのできるプログラムです。記事内でempty.exeの使い方を説明していますので、ぜひ参考にして導入してみてくださいね。