Windows10のデバイスキャストの使い方と使うための準備について紹介!

Windows10のデバイスキャストの使い方と使うための準備について紹介!

Windows10のパソコンには「デバイスキャスト」という機能が搭載されており、デバイスキャストに対応しているテレビやスマホなどの機器を接続できますよ。この記事では、Windows10のデバイスキャストの使い方と使うための準備についてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10のデバイスキャストとは?
  2. Windows10のデバイスキャストを使うための準備
  3. Windows10のデバイスキャストの使い方

Windows10のデバイスキャストとは?

Windows10のパソコンには、デフォルトで「デバイスキャスト」という機能が搭載されています。デバイスキャスト機能は、元々はWindows7時代のWindows Media Playerの「リモート再生」機能や、Windows8の「デバイスチャーム」の再生機能として存在していました。

デバイスキャストとは、DLNA(Digital Living Network Alliance)を利用してWindows10のパソコンとDLNAに対応しているテレビ・レコーダー・スマホ・ミュージックプレイヤーなどを同一ネットワークで接続してパソコン内の動画・画像・音楽ファイルをそれぞれの機器で再生することができるといった機能です。

例えばパソコンの動画を家族で見たいけど、パソコンのモニターで見るのではなくリビングの大きなテレビで見たい…という場合にデバイスキャストを使用すると、パソコンで保存している動画ファイルをデバイスキャストで接続したテレビで再生することができますよ。この記事では、Windows10のデバイスキャストの使い方と使うための準備についてご紹介していきます。

Windows10のデバイスキャストを使うための準備

Windows10のデバイスキャストを使うための準備ですが、まず必須なのは、Windows10のパソコン・DLNAのメディアレンダラーに対応している機器・ネットワーク環境です。Windows10のパソコンとDLNAのメディアレンダラー対応機器を、同じネットワーク(LAN)に接続した状態にしておきましょう。お使いのルーターにLANケーブルを接続したり、同一のWi-Fiに接続すればいいので特殊な接続設定は必要ではありません。

同一のネットワークに接続しないと、デバイスが見つからないためデバイスキャストを行うことができなくなってしまいます。接続できない場合は、別のネットワークに接続していないか確認してみましょう。

Windows10のデバイスキャストの使い方

それでは、Windows10のデバイスキャストの使い方を説明します。上記の事前準備さえ行っておけば、デバイスキャストの設定などは特に必要ありません。

動画・画像・音楽ファイルを右クリック→「デバイスキャスト」のサブメニューの再生機器をクリック
まずはデバイスキャストで再生したい動画・画像・音楽ファイルを右クリックして、メニューの「デバイスキャスト」のサブメニューからファイルを再生する機器をクリックしましょう。
「デバイスキャスト」ウィンドウ
「デバイスキャスト」ウィンドウが表示されます。このリストには、ファイルをドラッグ&ドロップで追加することができますよ。
「デバイスキャスト」ウィンドウの再生プレイヤー
最初に登録したのが動画ファイルであっても、続けて音楽や画像ファイルなどをリストに追加することが可能です。デバイスキャストウィンドウの下部にはWindows Media Playerと同様の再生プレイヤーが表示されています。これを操作することで、コンテンツの再生を行うことができますよ。

デバイスキャストを終了すると、デバイスキャストで接続している機器に「デバイスが応答していません」などと表示されることがありますが、問題はありません。


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