iusb3mon.exeとは?
Windowsのパソコンでは、バックグラウンドで様々なプロセスが動作しています。プロセスには必要なものとそうでないものががあり、パソコンの動作を軽くしたい場合は不要なプロセスを停止することでメモリを解放するという方法があります。
今回は、バックグラウンドで動作するプロセスの一つ「iusb3mon.exe」について説明します。
iusb3mon.exeは何なのかと言いますと、スタートアップに登録され、パソコンの起動時に自動実行される「USB3.0ポートの監視ツール」です。このプロセスがお使いのパソコンのUSBポートを監視して、USB接続が行われた際に対応してくれます。
過去に特定の環境で、パソコンの起動時に警告メッセージを表示させていたというケースがあり、ウイルスではないか?と不安に思うユーザーもいたという話がありますが、スタートアップ時にエラーを起こしていたというのが真相です。
上記で説明している通り、ウイルスではないのでご安心ください。
iusb3mon.exeは必要?
iusb3mon.exeはUSB3.0ポートの監視を行っているため、このプロセスを停止してしまうとUSB3.0の機能が利用できなくなってしまいます。
停止した場合USBポートが完全に使えなくなるわけではなく、USB2.0として動作します。そのためUSBが使えなくなるということはありません。
ただしUSB3.0と2.0では応答速度やデータの送受信量にかなりの差があります。USB3.0では5Gbpsもの転送速度がありますが、USB2.0では480Mbpsです。つまりUSB3.0とUSB2.0の転送速度の差は10倍にもなってしまいます。あくまで理論値のため実際には5倍ぐらいの差になることがほとんどですが、それでもかなりの差となるので外付けHDDなどを利用しているユーザーはiusb3mon.exeを停止させないほうがいいでしょう。
マウスやキーボードの接続しか行っていないというユーザーであれば、iusb3mon.exeを停止しても特に影響がないので停止させても大丈夫です。
iusb3mon.exeの無効化方法
それでは、iusb3mon.exeの無効化方法を説明します。
続いてスタートアップのタブを開き、「iusb3mon.exe」をクリックして「無効にする」をクリックして無効化すれば、パソコンの起動時にiusb3mon.exeが立ち上がることはなくなりますよ。