Windows10でデスクトップが黒くなる問題
Windows10のPCで、壁紙が真っ黒な状態に勝手に変わる症状が起きたことはありませんか?この症状が発生するとウイルスかと思ってしまいますが、一部のケースを除きほとんどは設定やドライバーの再インストールで元に戻すことができますよ。
この記事では、Windows10でデスクトップが黒くなる問題の対処法を解説していきます。
Windows10でデスクトップが黒くなる問題の対処法
壁紙の設定を確認してみる
Windows Updateやグラフィックドライバーの更新により、壁紙の設定が勝手に変わることがあります。これにより、壁紙がなくなって背景が真っ黒になってしまうことがあります。この場合は、壁紙の設定を確認してみましょう。
デスクトップ画面の何もないところで右クリックしてメニューを開き、「個人用設定」をクリックしましょう。
設定画面が表示されます。背景の項目一覧で、「背景」項目のサムネイルから壁紙に設定したい画像をクリックすることで壁紙が適用されますよ。サムネイルがリセットされている場合は「参照」をクリックしてダイアログボックスから画像ファイルを指定しましょう。グラフィックドライバーが破損している場合
グラフィックドライバーが破損していると正常にパソコンの画面を描画できなくなってしまうため、もしグラフィックドライバーが破損していることが原因の場合はグラフィックドライバーを再インストールしましょう。「Windowsキー+Xキー」の同時押しでアドバンスドメニューを開き、「デバイスマネージャー」をクリックしましょう。
デバイスマネージャーが表示されるので「ディスプレイアダプター」をクリックして開き、使用中のグラフィックドライバーを右クリックしてメニューの「デバイスのアンインストール」をクリックしましょう。
「デバイスのアンインストール」ウィンドウが表示されるので、「アンインストール」をクリックしましょう。ディスプレイドライバーのアンインストールが完了すると、画面が映らなくなる場合もあります。焦らずにパソコンを再起動しましょう。パソコンの再起動後に、汎用グラフィックドライバーがインストールされます。オンボード環境の人はそれでOKですが、グラフィックボードを搭載している方は使用しているグラフィックボードの公式サイトにアクセスして、グラフィックドライバーのダウンロード・インストールを行いましょう。これで、再インストール完了です。
エクスプローラーを再起動してみる
「explorer.exe」はデスクトップ画面の描写にも関わっており、このプロセスに異常が発生すると壁紙が真っ黒になることがあります。この場合は、エクスプローラーを再起動してみましょう。
デスクトップ画面下部のタスクバーの何もないところを右クリックして、メニューの「タスクマネージャー」をクリックしましょう。
タスクマネージャーが起動するので、「プロセス」タブのアプリ一覧からエクスプローラーを右クリックしてメニューの「再起動」をクリックしましょう。これで、エクスプローラーが再起動されます。エクスプローラーの再起動時に一瞬画面が消えることもありますが、再起動の処理によるものなのでご安心ください。
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックしましょう。「コンピューターを見やすくします」設定を確認してみる
「コンピューターを見やすくします」設定で壁紙がオフになっていると、壁紙を設定しても表示されません。コントロールパネルから「コンピューターを見やすくします」の設定を開いて、確認してみましょう。
コントロールパネルが表示されるので、「コンピューターの簡単操作」をクリックしましょう。
コンピューターの簡単操作項目一覧の「視覚ディスプレイの最適化」をクリックしましょう。
「コンピューターを見やすくします」の項目一覧が表示されるので、「画面上の項目を見やすくします」項目の「背景のイメージを削除します」のチェックボックスをオフにしてから「OK」をクリックしましょう。これで、壁紙が表示されるようになります。