WSresetとは？
Windows10のMicrosoftストアアプリが何故か正常に動作しないというトラブルが発生することがあります。もしトラブルに見舞われてしまったら、「WSreset 」を使用してみましょう。
WSresetとは、Microsoftストアのキャッシュクリアやデータの初期化を行うプログラムです。これでMicrosoftストアのリフレッシュを行い、正常な状態に戻すことができますよ。
WSresetの使い方 それでは、WSresetの使い方を説明します。WSresetの起動方法は大きく分けて2つあり、検索ボックスからWSresetを開く方法と「ファイル名を指定して実行」から実行する方法があります。
検索ボックスから開く場合は、検索ボックスに「wsreset」と入力すると該当の検索結果が表示されるのでクリックすればOKです。スタートメニューボタンをクリックしてキーワードを入力することでも検索を行えますよ。
ファイル名を指定して実行から起動する場合は、「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出します。入力欄に「wsreset.exe」と入力して「OK」をクリックすることでWSresetが実行されますよ。
WSresetが動かない場合は？
WSresetを動作させようとしても、何故か黒い画面が出たまま動かない・処理が終わらない状態になってしまうことがあります。この場合、Microsoftストアそのものに問題が発生している可能性が高いので、トラブルシューティングツールを実行してみましょう。
まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「Windowsの設定」ウィンドウが表示されるので、「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。設定画面が表示されるので、左側メニューの「トラブルシューティング」をクリックして項目一覧の「追加のトラブルシューティング」をクリックしましょう。
「追加のトラブルシューティング」項目一覧から「Windowsストアアプリ」をクリックしてトラブルシューティングツールを起動したら、指示に従ってトラブルシューティングを行いましょう。
他にも、Windows PowerShellからストアアプリのパッケージを強制リセットする方法もあります。「Windowsキー+Xキー」の同時押しでアドバンスドメニューを開き、「Windows PowerShell（管理者）」をクリックしましょう。
Windows PowerShellが管理者権限で起動するので、「Remove-Item -Path HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\AppModel\StateChange\PackageList* -recurse」と入力してEnterキーを押しましょう。
これで、すべてのMicrosoftストアアプリのパッケージステータスをリセットすることができますよ。
