Windows10で拡大鏡を使用して画面を拡大する方法を解説!

Windows10で拡大鏡を使用して画面を拡大する方法を解説!

Windows10に標準搭載されているツール「拡大鏡」のご紹介です。一部分をちょっと大きくしたいときに重宝する拡大鏡を、ショートカットキーを駆使して使いこなしてみましょう。Windows10パソコンの利用がより便利になりますね。


目次[非表示]

  1. Windows10で拡大鏡を使用して画面を拡大して表示したい
  2. Windows10で拡大鏡を使用して画面を拡大する方法
  3. Windows10で使えるおすすめの拡大鏡のフリーソフト・ツールは?
  4. まとめ

Windows10で拡大鏡を使用して画面を拡大して表示したい

Windowsパソコンに標準搭載されている「拡大鏡」をご存知でしょうか。

文字通り、虫眼鏡のように画面の一部を拡大表示するツールです。

そんな拡大鏡、使用していない人には全く縁がないかもしれませんが、一定の利用者はいるのです。

最近はパソコンの画面サイズも大きくなり、多くの情報が表示できるようになった反面、表示されている文字の小ささに悩んでいる人もいるのです。その都度ディスプレイの解消度を変更するのは大変ですよね。

そんなときに、画面の一部を拡大して見れる拡大鏡ツールが活躍するのです。

今回は、Windows10で拡大鏡を使って実際に画面を拡大する方法について説明します。また、同様の機能を持ったフリーソフトも紹介しておりますので、ぜひ違いを比較してみてください。

Windows10で拡大鏡を使用して画面を拡大する方法

ではWindows10に標準搭載されている拡大鏡について、使い方を流れに沿って解説します。

なお、拡大鏡の操作はショートカットキーで行うのが便利です。下記の解説もショートカットキーの使用を前提に進めていきます。操作しながら覚えるようにしてくださいね。

拡大鏡の起動

拡大鏡の起動は、下記のショートカットキーで行います。
[Windows]キー+[;]

[;]は、ちょっと場所がわかりにくい方もいるかもしれませんが、ひらがなの「れ」や「+」が印字されているキーとなります。

虫眼鏡のアイコンがついたウィンドウが立ち上がったら起動成功です。

Windows10の拡大鏡

[Windows]キー+[;]キー

拡大鏡が起動します。

拡大鏡の表示倍率変更

拡大したい対象のサイズに合わせ、拡大の倍率を変更します。
画面を拡大する方法:[Windows]キー+[;]キー
画面を縮小する方法:[Windows]キー+[-]キー

拡大鏡の表示倍率変更

拡大
[Windows]キー+[;]キー

起動と同じショートカットキーで、表示倍率を上げられます。

拡大鏡の表示倍率変更

縮小
[Windows]キー+[-]キー

スピーディに動いてくれるので便利ですね

拡大鏡のモードを変更する

拡大鏡には状況に合わせて3つのモードを切り替えて使うことができます。

拡大鏡の全画面モード
全画面モード:
[Ctrl]キー+[Alt]キー+[F]キー

全画面を拡大の対象にします。もっとも汎用的に使用できるでしょう。
拡大鏡を起動した際のデフォルトも全画面モードになっています。
拡大鏡のレンズモード
レンズモード:
[Ctrl]キー+[Alt]キー+[L]キー

マウスの周辺のみを拡大するモードです。
まさに虫眼鏡で小さな字の新聞を読むような感覚で使えるモードですね。

なおレンズモードにすると、さらに下記のショートカットキーが使用可能になります。
[Alt]+[Shift]+[↑]キーで上下幅を広げる
[Alt]+[Shift]+[↓]キーで上下幅を小さくする
[Alt]+[Shift]+[→]キーで左右幅を広げる
[Alt]+[Shift]+[←]キーで左右幅を小さくする

拡大鏡の固定モード
固定モード:
[Ctrl]キー+[Alt]キー+[D]キー

拡大表示エリアを画面の一部に固定します。

固定位置はデフォルトでは画面上部ですが、任意の場所に変更することも可能です。
元と拡大後を並べて同時に見たいときに重宝するでしょう。

拡大鏡の解除

拡大鏡の解除は下記のショートカットで行います。

拡大鏡の解除
拡大鏡の解除
[Windows]キー+[Esc]キー

Windows10の拡大鏡は便利なものの、ずっと出していると邪魔にもなります。使用を終えたら都度解除するのが良いでしょう。

ショートカットキーを使うことで、起動と解除が瞬間的にできるのでうれしいですね。

Windows10で使えるおすすめの拡大鏡のフリーソフト・ツールは?

これまではWindows標準の拡大鏡について説明しました。拡大鏡の基本機能は十分備えており、ショートカットキーをうまく使うことで非常にスムーズな使用もできます。

ただ、やはりパソコンに標準搭載されたツールは、必要最低限の機能しか備わっていないものです。世間にはフリーソフトながら標準の拡大鏡より便利なものがありますので、ここで紹介したいと思います。

Lupe(ルーペ)

まさに拡大鏡そのままの名称のLupe(ルーペ)をご紹介します。

Lupe(ルーペ)のダウンロード
Lupe(ルーペ)の設定画面

Lupe(ルーペ)の設定画面です。

基本的な機能として「固定・追跡・全画面」の3モードを備えているあたりは、Windows標準の拡大鏡と同様です。

Lupe特有の機能として、「拡大部分の明るさ変更機能」があります。もともとのデータが暗くて見えにくい場合など、Lupeを使用することによって拡大しながら明るくし、さらに見やすくすることができます。

もう1つは「キャプチャ機能」で、これはもちろん拡大した状態の画面を保存することができます。
虫眼鏡で拡大する機能と、画面を保存するキャプチャ機能が同居しているのはユニークながら、使ってみると非常に便利です。

まとめ

Windows10の拡大鏡について使い方を解説しました。字が小さくて読みづらい時などは、無理せずに拡大鏡を活用するにしてくださいね。

より便利に、より楽にパソコンを使いこなせるようになることを祈っております。


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