Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする
![ブルースクリーン](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/417/original.png?1550455491)
Windows10のパソコンを使っていて、不具合を多く見かけるようになったりブルースクリーンが発生するようになった時は、メモリチェック(メモリ診断)を行ってみましょう。
なぜメモリチェックを行うのかというと、メモリに問題があることで不具合が発生している可能性が考えられるからです。
メモリ診断を行うことで、不具合の原因がメモリなのかどうなのか特定しやすくなりますよ。
Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする方法
Windowsメモリ診断でメモリチェックを行う方法
Windowsにはデフォルトでメモリ診断を行うことのできる「Windowsメモリ診断」ツールが搭載されており、Windows10にももちろん搭載されています。
![デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」からWindows管理ツールフォルダを展開して中にある「Windowsメモリ診断」をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/418/original.jpg?1550455996)
![Windowsメモリ診断ウィンドウ](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/419/original.jpg?1550456040)
![Windowsメモリ診断ツール](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/420/original.jpg?1550456124)
再起動後のパソコンは通常起動なので、デスクトップ画面が表示されてメモリ診断の結果が表示されるまで待ちましょう。
![「メモリエラーは検出されませんでした。」と表示](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/421/original.jpg?1550456230)
デスクトップ画面右下にメモリ診断の結果が通知で表示されます。問題がなければ画像のように「メモリエラーは検出されませんでした。」と表示されます。
もしメモリ診断でエラーが検出された場合、「コンピューターにメモリの問題があります」と表示されます。これでメモリに異常があることが分かります。
Memtest86+を使ってメモリチェックを行う方法
Windowsのメモリ診断ツールでは、メモリに異常があることは分かっても詳しい情報まで確認することはできないので、詳しくエラーを確認したい場合はフリーソフトなどを使って確認する必要があります。
今回はメモリの動作をチェックするのに人気のフリーソフト「Memtest86+」を使ってメモリチェックを行う方法を紹介します。なお、今回紹介するMemtest86+を使ってのメモリチェックにはUSBメモリが必要となります。Memtest86+のファイル容量は250MB未満なので、現行のUSBメモリなら特に容量を気にする必要はないでしょう。
![Memtest86+のサイト](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/422/original.jpg?1550456809)
ダウンロードしたzipファイルを解凍したら「Memtest86+ USB Installer.exe」を開きましょう。
![Memtest86+のセットアップ画面](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/423/original.jpg?1550457190)
![USBメモリの場所指定を求められます。「Select your USB Flash Drive」項目をクリックしてUSBメモリのドライブを選択して「Create」ボタンをクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/026/424/original.jpg?1550457233)
USBメモリに作成したMemtest86+を実行しましょう。起動してすぐにメモリテストが行われます。テストがどれくらい進行しているのかは、画面上部の「Pass」で確認することができます。
メモリテストでエラーが検出された場合は画面の下半分にエラー情報が表示され、エラーの起きたメモリアドレスを確認することができます。