$Windows.~BTと$Windows.~WS
Windowsがインストールされているシステムドライブを開いた時に「$Windows.~BT」「$Windows.~WS」というフォルダが気になったことはありませんか?
これらのフォルダはWindows10のアップデートに関連するフォルダなのですが、データ容量が膨大なのでストレージの容量を圧迫しがちなのがネックです。
削除する方法を知りたいユーザーは少なくないのではないでしょうか。
$Windows.~BTとは?
Windows10への大型アップデート用のフォルダです。Windows7・8から10にアップグレードした場合、このフォルダにWindows7・8へダウングレードするための情報が残ります。
$Windows.~WSとは?
メディアクリエーションツールでWindows10メディアが作成された場合にこのフォルダが作成されます。
Windows.oldとは?
Windows10では年に2回ほど大型アップデートが行われるのですが、アップデートの際にアップデート前の環境をこのフォルダに残すようになっています。
「$Windows.~BT」「$Windows.~WS」「Windows.old」の削除方法
それでは、「$Windows.~BT」「$Windows.~WS」「Windows.old」の消し方をご紹介していきます。
「$Windows.~BT」の削除方法
$Windows.~BTフォルダの消し方を説明します。
「$Windows.~BT」を削除することで、Windows7・8から10にアップグレードした場合はダウングレードができなくなってしまうので注意しましょう。
「$Windows.~WS」の削除方法
次に「$Windows.~WS」フォルダの消し方を説明します。
表示された$Windows.~WSフォルダはそのまま右クリックメニューの「削除」から削除することができますよ。
ただし、$Windows.~WSフォルダを削除すると「Windowsの機能の有効化と無効化」が利用できなくなるというケースに陥ってしまう場合があります。そのため、本当に削除していいのかどうか慎重に確かめましょう。
「Windows.old」の削除方法
最後にWindows.oldフォルダの消し方を説明します。
Windows.oldフォルダを削除すると、以前のバージョンのWindowsに戻すことができなくなります。そのためアップデートが行われたらすぐに削除するのではなく、しばらく時間を置いて安全だと確認できてから削除するようにすると安全ですよ。
下記リンク先の記事でもWindows.oldフォルダについて説明してますので、併せてご覧ください。