2019年08月27日

Windows10のBitLockerを解除する設定方法をご紹介！

Windows10のBitLockerを解除する設定方法をご紹介！

Windows10には勝手にデータが盗まれないようにBitLockerという機能が用意されています。BitLockerを使うことでドライブを暗号化できますが、何らかの理由で解除したいこともあるでしょう。今回はBitLockerの解除方法について紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10のBitLockerを解除したい
  2. Windows10のBitLockerを解除する設定方法

Windows10のBitLockerを解除したい

Windows10には個人用データに不正アクセスされないようにできるBiLocker(ビットロッカー)という機能が用意されています。

BitLockerとは第三者に不正にデータにアクセスされないように暗号化できる機能です。BitLockerを使ってストレージを暗号化することで、万が一パソコンやストレージを盗まれてもデータを保護することができるメリットがあります。

パソコン本体のCドライブはもちろんのこと、USBメモリーやSDカードなどの外付けストレージにも設定できるため非常に便利な機能です。

非常に便利ではあるもののWindows10Pro限定の機能であるため、Homeエディションでは使用することができません。

そんなBitLockerですが、ほかのユーザにもアクセスできるようにしたい、やり方がよく分からず解除できないということもあるでしょう。

この記事では有効化済みのBitLocker(ビットロッカー)を解除する方法を解説しています。

Windows10のBitLockerを解除する設定方法

たくさんあるほかのproエディション専用機能とは違ってBitLockerを解除する方法は難しくありませんので、早速やり方の方を見ていきましょう。

スタートメニュー横の検索アイコン(もしくはCortanaアイコン)をクリックしてコントロールパネルを検索して起動
まずはスタートメニュー横の検索アイコン(もしくはCortanaアイコン)をクリックしてコントロールパネルを検索して起動します。
[システムとセキュリティ]をクリック
次に[システムとセキュリティ]をクリックします。
表示された項目の中に[BitLockerドライブ暗号化]
表示された項目の中に[BitLockerドライブ暗号化]があるので、それをクリックします。

移動先の画面でBitLockerの有効無効の管理を行うことができます。

表示されたドライブ一覧からBitLockerを無効化したいドライブを選択
表示されたドライブ一覧からBitLockerを無効化したいドライブを選択してください。
デフォルトではCドライブが選択されています。
[BitLockerを無効にする]を選択
BitLockerを有効化しているドライブを選択すると回復キーのバックアップなどいくつか項目が出てくるので、その中から[BitLockerを無効にする]を選択します。
確認メッセージが表示されるのでそのまま続けて[BitLockerを無効にする]を選択
選択後、確認メッセージが表示されるのでそのまま続けて[BitLockerを無効にする]を選択します。
自動的にBitLocker暗号化の解除が行われる
すると自動的にBitLocker暗号化の解除が行われるので、完了するまで待機します。

この際回復キーやパスワードの入力を求められませんが、BitLockerを無効化できるのは「既に回復キーやパスワードを使って正常にアクセスできている状態のドライブ」に限定されるため、解除作業自体は簡単に行えるようになっています。

解除できない場合は一度パスワードや回復キーを使ってアクセスできる状態にしておいてください。

解除にかかる時間は使用しているパソコンの性能や、BitLockerで暗号化していた領域の大きさ、HDD・SSDかによって大きく異なります。

暗号化領域が狭い(データ量が少ない)場合は数分で完了しますが、暗号化した領域が数百GBにわたると数時間～数十時間もかかります。

性能により差が激しいので一概には言えませんが、だいたい30GBで1時間程度と覚えておくと良いでしょう。


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