スプレッドシートのウィンドウ枠の固定方法【行・列】をご紹介!スクロールで見やすい!

スプレッドシートのウィンドウ枠の固定方法【行・列】をご紹介!スクロールで見やすい!

Googleスプレッドシートで長い表やグラフを作成すると、スクロールによって見たいデータが枠外にいってしまうことがあります。 しかし、スプレッドシートには、ウィンドウ枠を固定する方法があります。 PCとスマホでのウィンドウ枠固定の方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのウィンドウ枠の固定をしたい【行・列】
  2. スプレッドシートのウィンドウ枠の固定方法【行・列】
  3. 固定された列・行の解除方法

スプレッドシートのウィンドウ枠の固定をしたい【行・列】

Microsoftのエクセルには、「ウィンドウ枠の固定」と呼ばれる行と列を固定する方法があります。
Googleのスプレッドシートにも、同様に行と列を固定する方法があります。

この設定を適用すると、スプレッドシートの他の領域にスクロールしても固定した箇所は画面外にいくことなく表示され続けます。
縦横に長いデータの表を作成した場合は、項目を固定させることでスクロールしても表示させたい情報を残すことができます。

そのスプレッドシートの「ウィンドウ枠の固定」を設定する方法を、PCとスマホでそれぞれ紹介します。
 

ウィンドウ枠の固定

例えば、2行目までを行固定すると、下にどれだけスクロールしても固定した箇所は表示されたままになります。
これが「ウィンドウ枠の固定」という機能です。

スプレッドシートのウィンドウ枠の固定方法【行・列】

スプレッドシートのウィンドウ枠の固定は、PCとスマホでは方法が異なります。
それぞれ分けてやり方を紹介します。

PC

PCでスプレッドシートを使用する場合には、ウィンドウ枠の固定はメニューの「表示」から「固定」を選択して行います。

スプレッドシートを開いて、行と列に番号を振る
スプレッドシートを開いて、試しに行と列に番号を振ります。
「表」「固定」を選択

上部のメニューから「表」を選択、「固定」を選択します。
その先は、固定する場所を指定できます。
ここでは、「1行」を選択します。

固定された行
この通り上から1行目が固定されます。
このまま下にスクロールしても1行目は固定されます。
行固定
「2行」を選択すると、上から2行目までが行固定されます。
「現在の行まで」を選択
カーソルで選択した場所を起点に固定することもできます。
その場合は、「現在の行まで」を選択します。
行の固定
カーソルでセルの固定を行った場所から上が固定されます。
ここでは3行目までが固定されます。

同じ操作で列を固定することもできます。

 「表示」、「固定」と選択し、「1列」を選択
「表示」、「固定」と選択し、今度は「1列」を選択します。

1列までが固定されます。
横にスクロールしても固定した列は表示されます。

「2列」を選択すると、2列までが固定されます。

セルの固定を行う箇所にカーソルを合わせ、「現在の列まで」を選択
セルの固定を行う箇所にカーソルを合わせ、「現在の列まで」を選択すると設定したい場所にウィンドウ枠を固定できます。
行と列をそれぞれ固定

行と列をそれぞれ固定すれば、このように行列複数のウィンドウ枠を固定する設定も可能です。

スマホ

スマホの場合は、固定させたい箇所を長押しすることで「固定」のメニューが表示されます。

スマホ版スプレッドシート
スマホでスプレッドシートを開きます。
メニューにある「固定」をタップ

A列を長押しすると表示されるメニューから「…」をクリックすると画面下にメニューが開きます。
メニューにある「固定」をタップします。

列の固定
A列が固定されます。
行を固定
行を固定するには、行を長押しすると同じくメニューが表示されるので、「固定」をタップします。
2行目まで固定
2行目までが固定されました。

スマホでも行列複数のウィンドウ枠の固定が可能です。

固定された列・行の解除方法

列や行の固定枠を解除することもできます。
こちらもPCとスマホでは方法が異なります。

PC

固定した時と同じように「表示」から「固定」を選択します。

「行なし」をクリック
行の固定枠を解除する場合は「行なし」をクリックします。
行の固定の解除
行の固定が解除されました。

列の固定を解除する場合も同じく、「固定」から「列なし」をクリックします。

スマホ

スマホも固定と同じく固定解除したい箇所を長押しし、メニューを表示します。

行・列の固定解除
「固定」とあった項目が「固定解除」になっています。
「固定解除」をタップすると、選択した箇所の固定を解除することができます。

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