Wifiに繋がっているのにネットに繋がらない
Androidを使っていて、Wi-Fiにつながっているはずなのにアプリをダウンロードできない、ページを開けないという症状が発生することがあります。
これはAndroidとWi-Fiルーターとの接続はできているが、何らかの問題が発生してルーターとインターネットとの接続がうまくいっていない、もしくは通信速度があまりにも遅いせいでWi-Fiに繋がってるのに繋がらないに等しい状態になって「インターネットに接続できません」と表示されてしまう可能性が高いです。
AndroidスマホがWifiに繋がっているのにネットに繋がらないときの対処法
AndroidスマホがWi-Fiと接続済みなのに、なぜかネットに繋がらなくて困ってるというときの対処法はいくつかありますので、順番に解説していきます。
接続先を変更する
外出先の公共Wi-Fiに接続していた場合、接続先を変更するかWi-Fi接続をオフにしてください。
公共Wi-Fiはいろんな人が利用する関係でネットワークがパンクしやすく、ネットワークに繋がるけどインターネット接続できない問題が発生します。
同じルーターでもアクセスポイントが複数ある場合
使用しているルーターによっては、アクセスポイントが二つ以上用意されていることがあります。
例を上げると、
- POINTXXXX-G
- POINTXXXX-A
これは複数の周波数に対応しているルーターに見られるもので、それぞれルーターから発信されている店舗が異なります。
簡単にまとめると、アクセスポイント名の識別子が「G」の場合は、通信速度は並程度だが障害物(壁など)に阻まれても通信速度が落ちづらくなっていて、識別子が「A」のアクセスポイントは通信速度は速いものの少しでも障害物があると通信速度が大幅に低下してしまうアクセスポイントです。
そのため、ルーターがある部屋とは別の部屋で使う場合は識別子が「G」のアクセスポイントに切り替えてみると、安定して繋がる可能性があります。
浴室から出て使用する
浴室に入る時に限ってWi-Fiに繋がっているにもかかわらずネットに繋がらない症状が発生する場合は、浴室から出て使用するようにしてください。
浴室はWi-Fiの電波と非常に相性が悪い金属類が壁の中に入っていることが多く、その影響で通信が不安定になります。そのため、Wi-Fiにはつながっているものの通信速度が全くと言っていいほどでない関係でネットに繋がらない症状が発生してしまいます。
4G・LTE回線は大丈夫ですが、Wi-Fiは浴室では機能させられないどころか無線LANの電波が弱すぎて検索できないレベルですので注意しましょう。
浴室でWifiをスムーズに使用したい場合はWifi中継器を使用するのがおすすめです。詳しくは以下のページをご参照ください。
Androidを再起動する
ルーターとの間に障害物がなくWi-Fiに接続できているにも関わらずネットにつながらない場合は、一度Androidを再起動してみましょう。
Androidが重くなっていると、その影響でインターネット接続までに不具合が生じているかもしれません。
これはWindowsやMacなどのパソコンやiPhoneでも同じことが言えるので、気になる場合は一度再起動するといいでしょう。
ルーターを再起動する
ルーターの側面を触ってみてかなり熱かった場合は、ルーターの電源を落としてしばらく放置し、その後電源を入れ直して再起動してみてください。
熱がたまりすぎていると熱暴走を起こしてインターネット接続に問題起こしている可能性があります。特に夏場は熱暴走を起こしやすいので熱がこもりにくい場所に設置することをお勧めします。
熱くなってなくても突然「インターネットは利用できません」と表示される場合も再起動推奨です。
ルーターの設置場所を変更する
何をやってもWi-Fiには繋がるけどネットに繋がらない場合、ルーターを置いている場所に原因がある可能性があります。
AndroidでWi-Fi接続する場合、「インターネット⇔ルーター⇔Android」という形で通信が行われるため、「ルーター⇔Android」での通信が安定していても「インターネット⇔ルーター」の通信に異常が起きていると、ネットに繋がりません。
これはルーターの設置場所が悪いことが原因であることが多いので、以下の場所に心当たりがある方は設置場所変更しましょう。
- 水槽の近く
- 電子レンジの近く
- 部屋の四隅
- 床
- 周囲に金属類が多い場所(キットンなど)