「システムに接続されたデバイスが機能していません」とは
Windows10にiPhoneを接続してiTunesからファイル操作・同期・バックアップを行っていると、突然「システムに接続されたデバイスが機能していません」「このデバイスに到達できません」といったエラーが表示され、動画の取り込みができない・突然失敗するといったトラブルが起きることがあります。
このトラブルが発生するとパソコンがiPhoneを認識しなくなってしまい、バックアップはもちろんのことiPhoneデータの取り込みや写真のインポートできない問題が発生します。
「システムに接続されたデバイスが機能していません」が表示される原因
「システムに接続されたデバイスが機能していません」が表示される原因はいくつかあるので、まずは問題が発生する原因を見ていきましょう。
非純正のライトニングケーブルを使っている
ライトニングケーブルには、充電機能しか持たないケーブルが存在します。
そのような充電機能しか持たないライトニングケーブルはデータの転送機能を持たないため画像とビデオのインポートなどあらゆるデータ転送ができません。
PCのUSBポートに異常が発生している
PC側のUSBポートがホコリまみれになっている、端子が傷ついているなどなんらかの異常が発生している場合も「システムに接続されたデバイスが機能していません」が発生することがあります。
iPhoneドライバが古い
パソコンがiPhone・iPadなどの外部デバイスを認識するためには必ずドライバーが必要です。
ドライバはiPhone接続時やiTunesインストール時などに適宜インストールされるのですが、このドライバーが古くなっていると接続されたiPhoneをドライバーが正常に処理できずエラーが発生してしまうことがあります。
「システムに接続されたデバイスが機能していません」の対処法
「システムに接続されたデバイスが機能していません」の対処法は、問題が発生している原因によって変わってきます。
ですので、ここで紹介している対処法を順番に試してみてください。
別のUSBポートに接続し直してみる
PCにiPhoneを接続していてしっかり認識されているにもかかわらず、突然エラーが発生して接続が切れる場合は、接続しているUSBポートと接触不良を起こしている可能性があります。
心当たりがある場合は別のUSBポートを使ってみてください。
ライトニングケーブルを変更してみる
USB接続してもiTunesで開けない、ファイルをコピーできないといったトラブルが発生することもあります。
その場合は使用しているライトニングケーブルが原因である可能性が高いため、一度Apple純正のライトニングケーブルを購入するかMFi認証を受けたライトニングケーブルを使用してみてください。
100円ショップなどで売られている格安ライトニングケーブルは充電機能しか持たず、データを送受信する機能を持ち合わせていないことがあります。
ですので、安いライトニングケーブルを使っていた場合は、iPhoneに同梱されている純正ケーブルなど別のライトニングケーブルを使ってみてください。
iPhoneのドライバーをアップデートする
「システムに接続されたデバイスが機能していません」が発生するほとんどの原因が、Windows10にインストールされているiPhoneドライバのバージョンが古いということです。
こういう場合はデバイスマネージャーからiPhoneドライバーのアップデートをチェックしましょう。
デバイスマネージャーを起動したら、iPhoneをiTunesなどから正常に操作できるかどうかに関わらずパソコンに接続します。
最新のドライバがあるかチェックされます。インストールされているドライバが古かった場合は、この時にアップデートされます。
Windows Updateを行う
実はWindows UpdateのタイミングでiPhone認識用のドライバーやシステムが更新される事があります。
ですので、一旦Windows Updateが最新のものになってるかチェックしてみましょう。