Windows10のデバイスキャストとは?
Windows10のパソコンには、デフォルトで「デバイスキャスト」という機能が搭載されています。デバイスキャスト機能は、元々はWindows7時代のWindows Media Playerの「リモート再生」機能や、Windows8の「デバイスチャーム」の再生機能として存在していました。
デバイスキャストとは、DLNA(Digital Living Network Alliance)を利用してWindows10のパソコンとDLNAに対応しているテレビ・レコーダー・スマホ・ミュージックプレイヤーなどを同一ネットワークで接続してパソコン内の動画・画像・音楽ファイルをそれぞれの機器で再生することができるといった機能です。
例えばパソコンの動画を家族で見たいけど、パソコンのモニターで見るのではなくリビングの大きなテレビで見たい…という場合にデバイスキャストを使用すると、パソコンで保存している動画ファイルをデバイスキャストで接続したテレビで再生することができますよ。この記事では、Windows10のデバイスキャストの使い方と使うための準備についてご紹介していきます。
Windows10のデバイスキャストを使うための準備
Windows10のデバイスキャストを使うための準備ですが、まず必須なのは、Windows10のパソコン・DLNAのメディアレンダラーに対応している機器・ネットワーク環境です。Windows10のパソコンとDLNAのメディアレンダラー対応機器を、同じネットワーク(LAN)に接続した状態にしておきましょう。お使いのルーターにLANケーブルを接続したり、同一のWi-Fiに接続すればいいので特殊な接続設定は必要ではありません。
同一のネットワークに接続しないと、デバイスが見つからないためデバイスキャストを行うことができなくなってしまいます。接続できない場合は、別のネットワークに接続していないか確認してみましょう。
Windows10のデバイスキャストの使い方
それでは、Windows10のデバイスキャストの使い方を説明します。上記の事前準備さえ行っておけば、デバイスキャストの設定などは特に必要ありません。
デバイスキャストを終了すると、デバイスキャストで接続している機器に「デバイスが応答していません」などと表示されることがありますが、問題はありません。