キャッシュ済みメモリとは何か?

キャッシュ済みメモリとは何か?

Windowsのタスクマネージャーでメモリをどれくらい使用しているか確認すると、「キャッシュ済み」という項目がありますよね。このキャッシュ済みメモリとは一体何なのかご存知でしょうか?この記事では、キャッシュ済みメモリとは何かについてご紹介しています。


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  1. キャッシュ済みメモリとは?

キャッシュ済みメモリとは?

タスクマネージャー画面
タスクマネージャーでメモリの使用量を確認していると、「使用中」・「利用可能」・「コミット済み」・「ページプール」・「非ページプール」のほかに「キャッシュ済み」という項目がありますよね。このキャッシュ済みという項目がどういった意味を持っているかご存知でしょうか?

キャッシュ済みとは、ファイルキャッシュとして使用されているメモリ領域のことを表しています。Windowsではアプリケーションの起動の高速化のためにあらかじめファイルキャッシュを確保しており、この領域にファイルキャッシュが読み込まれているため素早くアプリケーションを起動することができるわけですね。

リソースモニターのメモリのグラフ
キャッシュ済みメモリの内訳は、タスクマネージャー下部に表示されている「リソースモニターを開く」でリソースモニターを開き、「メモリ」タブから確認することができます。メモリのグラフのキャッシュ済み領域の見方ですが、「変更済み」と「スタンバイ」の領域の合計が、キャッシュ済みメモリの領域となっています。

キャッシュ済みメモリが多すぎて空きメモリが少なくなってしまいアプリケーションを複数起動できないという場合には、メモリの解放を行って空きメモリを増やすことで対処しましょう。


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