Windows Media PlayerでCDの取り込み出来ない
Windowsパソコンでは、デフォルトの音楽プレイヤーであるWindows Media Playerで音楽CDの取り込み・リッピングを行うことができます。
しかし、何故かWindows Media Playerで取り込みを行おうとするとエラーが出たり、Windows Media Playerが落ちる・強制終了してしまい取り込み出来ないという現象が発生することがあります。
この記事では、Windows Media Playerで音楽の取り込みが正しく行えない場合の対処法についてご紹介していきます。
また、Windows Media Playerで音楽CDの取り込み方が分からないという方もいらっしゃるかと思います。下記リンク先の記事「Windows Media PlayerでCDをパソコンに取り込む方法をご紹介!」にて取り込み方を説明していますので、ぜひご覧ください。
Windows Media PlayerでCDの取り込み出来ない場合の対処法
保存先フォルダの設定がおかしくなっている場合
Windows Media Playerで音楽CDの取り込みを行う場合、取り込んだ音楽ファイルを保存するためのフォルダを指定しておく必要があります。この保存先フォルダの指定がおかしくなっていると、CDの取り込みを正常に行うことができません。この場合は、保存先フォルダの設定を見直してみましょう。
保存先フォルダーの設定が行えない場合
レアケースですが、「取り込んだ音楽を保存する場所」項目の保存先フォルダーのパスが消失した状態で「変更」ボタンが正常に動作しないために保存先フォルダーの設定が行えないというケースがあります。この場合は、別の方法でフォルダーを選択しましょう。
これで取り込みが可能になるほか、取り込んだ音楽を保存する場所の「変更」ボタンも動作するようになります。
ライブラリを再構築する
Windows Media Playerは、音楽ファイルを管理するために「ライブラリ」を構築して情報をまとめています。
しかし、ライブラリの読み込みを失敗する・ライブラリが破損するといった不具合が起きてしまうと、CDの取り込みにも影響を及ぼします。この場合は、ライブラリを再構築しましょう。
この作業を行う場合は、Windows Media Playerは起動しないでおきます。
ファイルの削除が完了したら、Windows Media Playerを起動することでライブラリの再構築が行われます。
音楽取り込みの設定を変更する
音楽CDから音楽ファイルを作成する際に、音質が低く設定されていると正常に取り込みができずエラーが発生することがあります。この場合は、音楽取り込みの設定を変更してみましょう。
音質を上げると音楽ファイルのサイズが上がりますが、その分音が良くなります。デフォルトで設定されている最小サイズの128Kbpsと最高品質の320Kbpsでははっきりと音質の差を感じることができるレベルなので、エラーが発生しなくても音質は上げて損はありませんよ。
CDの取り込みボタンが表示されていない場合
Windows Media Playerのウィンドウを最大化していても、メニューに「CDの取り込み」ボタンが表示されないという不具合が発生することもあります。この場合は、Windows Media Playerを再起動させましょう。
パソコンが再起動したら、再びWindowsの機能ウィンドウを開き、一覧の中から「メディア機能」を展開して、「Windows Media Player」のチェックボックスをクリックしてオンにして「OK」をクリックすることでWindows Media Playerが再起動します。
これで「CDの取り込み」ボタンが復活しているかどうか確かめましょう。
Windows10の更新が原因の場合
2018年5月8日のWindowsの更新プログラム「KB4103721」により、Windows Media Playerが強制終了してしまう不具合が発生するようです。
もしお使いのパソコンがこのタイミングでWindows10のアップデートを止めてしまっている場合は、Windows Updateから最新の状態にアップデートすることで改善することが可能です。