iPhoneの「辞書」機能を徹底解説!

iPhoneの「辞書」機能を徹底解説!

iPhoneの「辞書」機能について徹底解説します。iPhoneで標準搭載されていて実は便利なんだけど、中々使われていない辞書機能を使ってもっと便利にiPhoneを使っていきましょう!


目次[非表示]

  1. iPhoneの辞書機能
  2. iPhoneの辞書機能ってどこから使えるの!?
  3. iPhoneの辞書はオフラインでも使える
  4. iPhoneで使える辞書の種類
  5. iPhoneで使う辞書の登録
  6. iPhoneの辞書の使い方
  7. iPhoneに入れたい辞書アプリ
  8. iPhoneのユーザー辞書
  9. ユーザー辞書に語句を登録する方法
  10. ユーザー辞書をリセットする方法
  11. iPhoneの辞書とユーザー辞書まとめ

iPhoneの辞書機能

みなさんはiPhoneの辞書機能をご存しでしょうか?

中には使い倒している方もいれば「え?なにそれ?」という方もいらっしゃるかと思います。 辞書機能はiPhoneに標準搭載されていながら中々目立たない存在ですが、使い倒すことでiPhoneをもっと快適に利用できる可能性を秘めた機能です。

ぜひ使いこなしていきましょう!

iPhoneに標準搭載されている辞書機能

iPhoneに標準搭載されている「辞書」機能について紹介します。

皆さんは。ネット検索していてわからない言葉が出てきたときにどうしていますか?わからない言葉があったら、その言葉をコピーしてGoogleなどの検索バーにペーストして意味を調べたり、「辞書」と検索してから辞書のページで打ち込んで調べたり。

そんな面倒なことを未だにして…いませんよね? もっと手っ取り早く楽に辞書を引ける機能がiPhoneには標準搭載されているんです。

iPhoneの辞書機能ってどこから使えるの!?

iPhoneの辞書といってもどこにあるかわからない、という方は結構いるのではないでしょうか。

iPhoneの辞書はアプリではありません。ホーム画面を見ても「辞書」というアイコンは見当たらないですよね。iPhoneの「辞書」はアプリとしては単独で存在してはいないですが、ブラウザでテキストを選択した際などに使うことができます。

つまりアプリとしては存在していないんだけど、内蔵されていてテキスト選択時や入力時のサポートをしてくれる「縁の下の力持ち」的な存在が辞書機能となります。

iPhoneの辞書はオフラインでも使える

iPhoneの辞書はオフラインでも使える!これはすごく便利! iPhoneの辞書はインターネットにつながっていなくても使えるのです。

今月のデータ残量などを気にしながら使わなければいけないお子様や学生さんにもオフラインで使えるとは嬉しい機能ですよね。夜遅くまでiPhoneをいじっていて、親御さんにWi-Fiを切られてしまったときにだってオフラインで使えてしまいます。

ちょっと調べ物をしたいときに、わざわざ紙の辞書や電子辞書を引っ張り出す手間も要らないんです。 iPhoneならオンラインであろうとオフラインであろうと、いつも肌身離さず持ち歩いていますしね。

iPhoneで使える辞書の種類

iPhoneの辞書機能の辞書のデータには下記を利用しています。
・日本語辞書は、三省堂の『スーパー大辞林」
・日本語←→英語の辞書は『ウィズダム英和/和英辞典』 アメリカ英語、イギリス英語、Apple用語辞典、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、スペイン語…etc.

書ききれないので省略しますが、設定画面で登録しておけば、たくさんの言語の辞書を使う事ができます。

iPhoneで使う辞書の登録

iPhoneで使いたい辞書を登録していきましょう。iPhoneの初期設定では『日本語』『日本語‐英語』『アメリカ英語』『Apple用語辞典』の4つがデフォルトとして登録、同期されています。その他の辞書を登録しておきたいときは設定画面から同期します。

iPhoneの設定アイコンから

iPhoneのホーム画面→設定→一般→辞書をタップします。

iPhoneで使いたい辞書を同期する

チェックマークの付いていない辞書はまだ同期されていませんので、スクロールして普段調べものに使いたい辞書の左側にチェックを入れます。

すると右側に同期マークが出て、同期が始まります。同期マークの青い円の線が一周して太くなり消えたら完了です。

同期はオフラインではできませんのでインターネットにつながっている状態で実行してください。

iPhoneの辞書の使い方

ではようやくですが、iPhoneの辞書を使ってみましょう! ウェブサイトで調べたい言葉を選択することもできますし、思い浮かぶ言葉を「メモ帳」に打ち込んでもいいです。とにかく調べたい言葉の上で長押しして選択してみましょう。

iPhone上で調べたい文字を選択

ここでは「編纂」という言葉を選択してみます。指を離すと黒いバーが現れるので、『調べる』の文字をタップしてください。

検索結果が表示される

『スーパー大辞林』や、『ウィズダム英和/和英辞典』の検索結果が表示されました。

また名前に「編纂」の言葉が入ったウェブサイトの検索結果も表示されます。もっと詳しく見たいときには、それぞれの結果をタップしてください。

英語からも検索してみる

ここでは試しに「dictionary」という単語で検索しています。

『スーパー大辞林』や『ウィズダム英和/和英辞典』の検索結果が表示されました。

下の方へスクロールしていくと、ウィキペディアや映画の検索結果や出てきました。
(wikiなどの結果はオフラインでは出てきません) ウィキペディアでは、ちょうどiOSのdictionary(辞書)についての検索結果が出てきましたね。

こうなると面白くなってくるのでちょっと見てみましょう。

わざわざウィキペディアに行かなくてもここまで調べることができました。こうやってひとつ調べるだけで次々と広がっていくところが辞書引きの面白いところですよね。

昔は紙の辞書をめくって行ったり来たりしていたのが(それはそれで楽しかったのですが)、今ではiPhoneを何回かタップするだけで色々な情報を調べることができるようになり本当に便利になりました。

iPhoneに入れたい辞書アプリ

iPhoneの辞書にないものはアプリでカバー

ここまで来ると、iPhone内臓の辞書だけでいいじゃん!となりますが、例えば日本語の辞書の『スーパー大辞林』だけでは物足りなく、ほかの日本語辞典も調べて検索結果を見比べたい、ということもあります。

そんなときにはアプリを入れる必要がでてきます。

Blazej Stanek「白檜辞書」

Blazej Stanek「白檜辞書」のおすすめポイントとしては
・170,000以上の収録語数に読み方と英訳付き
・6,500以上の漢字と書き順
・730,000以上の日本の名前、場所の名前、組織の名前
・147,000以上の英語の翻訳付き例文 などがありますが、ほかのアプリとの違いは 「手書き文字認識」 の機能があることです。

Blazej Stanek「白檜辞書」をAppStoreで入手する

Weblio「ウェブリオ英和辞典 英語辞書アプリ・和英辞書・英単語帳(weblio公式)」

Weblio(ウェブリオ)辞書のアプリもおすすめです。おすすめポイントは
・TOEIC(R)800点以上の人が一番使っているサービス
・調べた単語を単語帳に保存できる
・音声再生で発音が確認できる…などです。
というところになります。

WeblioについてはWEBサイトでも見たことがある方が多いのではないでしょうか。大抵英単語をWEBで調べると上位にでてきます。

もちろんサイトでも調べることができるのですが、ブラウザで調べるのが面倒でアプリとして欲しいという方にはこちらがいいですね。

Weblio「ウェブリオ英和辞典 英語辞書アプリ・和英辞書・英単語帳(weblio公式)」をAppStoreで入手する

iPhoneのユーザー辞書

ここまではiPhoneでの辞書の引き方について紹介してきました。次は辞書は辞書でも全く違った使い方をする、iPhoneの「ユーザー辞書」について紹介していきます。ユーザー辞書は自分のiPhoneに自分好みに登録できますので、もちろんですがオフラインでも使用することができます。

iPhoneで自分だけの辞書が作れる機能

iPhoneのユーザー辞書の使い方の例としては
・よく使うけれど入力するのが面倒な語句を登録する。
・キーボードだけでは出せない顔文字を登録する。

などがあります。

ユーザー辞書に登録しておくと便利なもの

iPhoneのユーザー辞書に登録しておきたいもの、それは全角スペースです!

『 』←この『』内のものです。 全角スペースはPCなら簡単に入力できますが、iPhoneでは通常は半角スペースしか入力することができません。

例えばネットバンキングで振込先を入力するときに 「ダイヒヨウトリシマリヤク アサノハナコ」 と全角スペースを入れる必要がありますが、半角スペースだとはじかれる場合があります。 iPhoneで全角スペースを入力するには、その都度どこからかコピペしてくるか、あらかじめユーザー辞書に登録しておかなければなりません。 iPhoneの全角スペースの入力については別途まとめています

ユーザー辞書に語句を登録する方法

ユーザー辞書に語句を登録する

ユーザー辞書に登録するには iPhoneのホーム画面→設定→一般→キーボード→ユーザー辞書の順にタップします。

ユーザー辞書の画面が出てきたら右上の+マークをタップします。

新規登録画面が出てきます。

キーボード入力するときにサッと出したい語句を入力します。

「ヴ」などはPCで入力するのは簡単ですが、iPhoneで入力するのはちょっとだけ面倒だったりすします。

ここでは例えば『単語』の部分に 「デヴィッド・ボウイ」と入力します。 『よみ』の所には「でび」と入力し、キーボードで「でび」と打ったら「デヴィッド・ボウイ」が出てくるように登録します。
 

『よみ』の所はもっと短く「で」や「て」、極端に言えば自分さえ分かれば「あ」でも構いません。 画面右上の『保存』をタップすれば登録完了です。

ユーザー辞書に記号を登録する

例えば「♡」を素早く出したいとしたら、『単語』のところに「♡」、『よみ』のところに「はーと」と入力します。

読みのところは「はー」でも「は」でも自分が分かるような平仮名を登録します。

その後忘れずに『保存』をタップします。 これで普段のiPhone上での入力中に「はーと」と打ち込めば「♡」が予測候補として出てくることになります。

ユーザー辞書に全角スペースを登録する

先ほど「ユーザー辞書に登録しておくと便利なもの」で紹介した全角スペースの登録についても説明しておきます。

『 ■』 まずは、上の『』の中だけを長押しして選択し、コピーしてください。 空白と黒い四角の全角2文字分をコピーします。 ユーザー辞書の『単語』のところにコピーしたものをペーストします。

『よみ』は自分の分かりやすいように「ぜんかくすぺーす」や「ぜん」など好きな平仮名を入力してください。

『保存』をタップすれば全角スペースのユーザー辞書登録は完了です。 全角スペースを入力したいときには「ぜん」と打ち込んで候補の中から『 ■』を選び、右側の■だけ消せばOKです。

ユーザー辞書をリセットする方法

色々な語句や記号や顔文字をユーザー辞書に登録したけれど結局使わなくなった。などという場合はユーザー辞書をリセットしましょう。 ユーザー辞書のリセットは、登録したもの全てを一気にリセットすることはできません。ひとつひとつリセットしていくことになります。

ひとつずつリセットする

ユーザー辞書の画面の左下の『編集』をタップします。

ここでは「デヴィッド・ボウイ」をリセットします。 「デヴィッド・ボウイ」の左側のマイナスマークをタップ。

右側に『削除』の文字が出てくるので、それをタップします。 これで「デヴィッド・ボウイ」の登録がリセットされました。

iPhoneの辞書とユーザー辞書まとめ

どちらも『辞書』なので分かりにくいですが、全く違うものでしたね。 「どっちも使い方知ってたよー」 という方がほとんどだとは思いますが、今まで使ったことのない方のお役に立てれば幸いです。

またMac版のユーザー辞書については下記の記事を参考にしてください。

Macの辞書登録の使い方!単語登録して文字変換を便利に設定しよう!

Macの辞書登録の仕方をご紹介します。Macにはユーザー辞書に単語登録することで、文章の予測変換で登録した文字を候補に出すことができます。ビジネスや文章の作成時に時間短縮につながりますので、ぜひ利用していきましょう。

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