Windows10のペイントで画像の背景を透過にする方法!

Windows10のペイントで画像の背景を透過にする方法!

Windows10のデフォルトアプリケーションであるペイントで、画像の背景色を透明にしたいと思ったことはありませんか?画像を重ねる際には透明にしてみましょう。この記事では、Windows10のペイントで画像の背景を透過にする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10のペイントで画像の背景を透過にする方法

Windows10のパソコンを使用している場合、簡単に画像を編集することのできるデフォルトアプリケーションがペイントになります。しかし、ペイントを使っていて画像の背景を透明にする方法がよく分からないという方も少なくないのではないでしょうか?

画像編集でよくありがちなのが、画像に画像を重ねて一つの画像を作成するケースです。図形Aに図形Bを重ねる・写真にスタンプとして他の画像を重ねるといったことを行おうとしても、ペイントだと範囲指定が細かく行えないため重ねたい画像だけを指定するといったことが行えずキャンバスの不要なところまで選択してしまうことになります。上記画像のように、図形Aに図形Bを重ねようとしたら図形Bの背景色である白色まで選択した状態になってしまい、図形を思ったように重ねられない…という経験をしたことはありませんか?

 

ご安心ください。Windows10のペイントでは背景職を透明にすることができますよ。この記事では、Windows10のペイントで画像の背景を透過にする方法をご紹介していきます。

Windows10のペイントで画像の背景を透過にする方法

それでは、Windows10のペイントで画像の背景を透過にする方法を説明します。

この例では、青色のひし形の中に赤色のこんぺいとう(星6)を配置します。まずはこんぺいとうを範囲選択しましょう。
そのまま青色のひし形に重ねると、画像のようにこんぺいとうの背景である白色まで付いてきてしまい、こんぺいとうのみが重なるようにはなりません。
ここで、リボンメニューの「色2」から白色を選択します。ペイントの色2は消しゴムや範囲選択時の色として扱われるのですが、図形の背景色を透明にするのにも役に立ちます。

この例ではこんぺいとうの背景色が白色になっているため、色2は白色を指定します。色がよくわからなくてパレットから選択できない場合は、スポイトツールを使って重ねたい図形の背景色から色を抽出しましょう。

こんぺいとうの図形が選択状態になっているのを確認して、「選択」メニューの「透明の選択」をクリックしましょう。
これで、こんぺいとうの範囲選択時に付いてきた白色の背景色を透明にすることができました。この手順で、画像の透過処理を行うことができますよ。ただし注意点としては、ペイントではこのようにキャンバス上で透過処理を行って画像の組み合わせを行うことなどはできても、画像保存時に透過情報を保持して保存することはできないということに気をつけましょう。