findコマンドでコマンドプロンプトからファイル検索する方法!

findコマンドでコマンドプロンプトからファイル検索する方法!

コマンドプロンプトでファイル内の文字列を検索したい場合に使用するコマンドが「find」です。findを使いこなすと、ファイルのデータ検索が捗りますよ。この記事では、findコマンドでコマンドプロンプトからファイル検索する方法をご紹介しています。


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  1. findコマンドでコマンドプロンプトからファイル検索する方法

findコマンドでコマンドプロンプトからファイル検索する方法

findコマンド

コマンドプロンプトを使用してファイルの文字列を検索するのに使うコマンドが「find」です。findコマンドの書式は「find (オプション) "検索したい文字列" (ファイル名・パス)」となります。

 

ファイルに含まれている文字列を検索する場合は「find "検索したい文字列" (ファイル名・パス)」、他のコマンドの実行結果に含まれる文字列を検索したい場合はパイプを使用して「コマンド | find "検索したい文字列"」といった形でコマンドを実行しましょう。

ファイルの内容を検索する方法

コマンドプロンプト画面
それでは、findコマンドを使用してファイルの内容を検索する方法を説明します。今回は例としてこちらの「name.txt」を用いています。内容は画像の通りとなっています。
このファイルから文字列「新宿区」が含まれている行を検索するためには「find "新宿区" name.txt」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。新宿区の文字列が含まれている2行が該当し、このように検索結果に出力されました。
「find /n "新宿区" name.txt」とコマンドを入力
fineコマンドにオプションの「/n」を併用することで、検索結果に表示される文字列の行番号を表示させることも可能です。「find /n "新宿区" name.txt」のようにコマンドを入力して検索を行うと、それぞれ2行目と5行目であることを示す[2]と[5]が表示されていることが確認できますよ。
「find /n "新宿区" name.txt」とコマンドを入力
指定した文字列を除外して検索を行いたいという場合はオプションの「/v」を使用します。「新宿区」を除外して表示させたい場合は「find /v "新宿区" name.txt」とコマンドを入力して検索することで、新宿区を含む行が除外されて結果が表示されますよ。

パイプを使用して他のコマンドの実行結果を検索する方法

「type name.txt | find "中央区"」とコマンドを入力
パイプ(|)を使うことで、他のコマンドにfindコマンドを併用して他のコマンドの実行時に実行結果から文字列の検索を行うことが可能です。画像では「type name.txt | find "中央区"」とすることで、typeコマンドで表示させたテキストファイル内の「中央区」が含まれている行を検索結果として表示しています。

大文字と小文字を区別せずに検索する方法

検索するファイルにアルファベットなどが混じっている場合、findコマンドは大文字と小文字を区別して検索します。もし大文字と小文字を区別しないで検索したい場合は、「/i」オプションを使用しましょう。「find /i "Taitou" name.txt」のようにコマンドを入力することで、大文字と小文字を区別しないで検索ができますよ。


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