「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」と表示される問題
USBメモリ・外付けHDD・デジタルカメラ・プリンター・スマホなどのUSB機器を接続した時に「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」と表示されてUSB機器を認識しない不具合が発生することがあります。USBデバイス記述子の要求が失敗しましたエラーが発生してしまうと、USB機器を再接続しても認識しなくなってしまいます。
この記事では、「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」の原因と対処法をご紹介していきます。
「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」の原因と対処法
別のUSBポートで接続してみる
使用したい機器を接続しているUSBポートが一時的に不調になっている場合は故障していることで、「USBデバイス記述子要求の失敗」エラーが表示されてしまうこともあります。この場合は別のUSBポートに機器を接続してみて、使用できるかどうか確かめてみましょう。
USBのセレクティブサスペンドの設定を無効にする
パソコンの消費電力を抑えるために一定時間が経過するとUSB機器の電源を切る機能「USBセレクティブサスペンド」が原因となってUSB機器が認識できずに不明なUSBデバイスとなってしまうことがあります。この場合は、USBセレクティブサスペンドを無効化することで解決することができます。
デバイスドライバーの再インストールを行ってみる
パソコン側で、接続したい機器のドライバーが破損している場合にデバイスが読み込めず、デバイス記述子要求の失敗エラーが表示されてしまうことがあります。この場合は、デバイスドライバーの再インストールを行ってみましょう。
ドライバーのアンインストールが完了したら、パソコンを再起動します。パソコンの再起動後に、USB機器を接続することでデバイスドライバーのインストールが行われますよ。デバイスドライバーが接続したいUSB機器の公式サイトで配布されている場合は、そのドライバーをパソコンの再起動後にインストールすればOKです。
この操作を行っても改善されない場合は、デバイスマネージャーから「USB Root Hub(USBルートハブ)」の再インストールも試してみましょう。
高速スタートアップを無効化してみる
Windows10には高速スタートアップという機能が搭載されていますが、高速スタートアップを使用することによって不具合が発生することもあり、不明なUSBデバイスエラーが表示される原因となってしまうこともあります。この場合は、高速スタートアップを無効化しましょう。
USBケーブルを交換してみる
USBケーブルの劣化や内部での断線によりUSB機器を認識できず、USBデバイス記述子の要求が失敗しましたエラーが発生してしまう原因となっていることもあります。この場合は、USBケーブルを交換することで対処が可能です。