「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」の原因と対処法!

「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」の原因と対処法!

パソコンでUSB機器を接続した際に「USBデバイス記述子要求の失敗」エラーが起きてしまい、USB機器を接続しても認識できなくなってしまう障害が発生することがあります。この記事では、USBデバイス記述子要求の失敗エラーの原因と対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. 「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」と表示される問題
  2. 「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」の原因と対処法

「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」と表示される問題

USBメモリ・外付けHDD・デジタルカメラ・プリンター・スマホなどのUSB機器を接続した時に「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」と表示されてUSB機器を認識しない不具合が発生することがあります。USBデバイス記述子の要求が失敗しましたエラーが発生してしまうと、USB機器を再接続しても認識しなくなってしまいます。

この記事では、「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」の原因と対処法をご紹介していきます。

「USBデバイス記述子の要求が失敗しました」の原因と対処法

別のUSBポートで接続してみる

使用したい機器を接続しているUSBポートが一時的に不調になっている場合は故障していることで、「USBデバイス記述子要求の失敗」エラーが表示されてしまうこともあります。この場合は別のUSBポートに機器を接続してみて、使用できるかどうか確かめてみましょう。

USBのセレクティブサスペンドの設定を無効にする

パソコンの消費電力を抑えるために一定時間が経過するとUSB機器の電源を切る機能「USBセレクティブサスペンド」が原因となってUSB機器が認識できずに不明なUSBデバイスとなってしまうことがあります。この場合は、USBセレクティブサスペンドを無効化することで解決することができます。

スタートメニューを開き、「設定」をクリック
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「システム」をクリック
Windowsの設定ウィンドウが表示されるので、「システム」をクリックしましょう。
メニューの「電源とスリープ」をクリック→「関連設定」項目の「電源の追加設定」をクリック
設定画面が開くので、左側メニューの「電源とスリープ」をクリックして項目一覧を開きます。「関連設定」項目の「電源の追加設定」をクリックしましょう。
「電源プランの選択またはカスタマイズ」の項目一覧の「プラン設定の変更」をクリック
「電源プランの選択またはカスタマイズ」の項目一覧が表示されるので、使用中のプランの右側に表示されている「プラン設定の変更」をクリックしましょう。
「詳細な電源設定の変更」をクリック
「プラン設定の編集」項目一覧が表示されるので、「詳細な電源設定の変更」をクリックしましょう。
「USB設定」→「USBのセレクティブサスペンドの設定」の順に開き、設定をクリックして「無効」にする
「電源オプション」ウィンドウが表示されます。設定項目一覧の中から「USB設定」→「USBのセレクティブサスペンドの設定」の順に開き、設定をクリックして「無効」にしましょう。これで、USBセレクティブサスペンドが無効化されますよ。

デバイスドライバーの再インストールを行ってみる

パソコン側で、接続したい機器のドライバーが破損している場合にデバイスが読み込めず、デバイス記述子要求の失敗エラーが表示されてしまうことがあります。この場合は、デバイスドライバーの再インストールを行ってみましょう。

アドバンスドメニューを開き、「デバイスマネージャー」をクリック
「Windowsキー+Xキー」の同時押しでアドバンスドメニューを開き、「デバイスマネージャー」をクリックしましょう。
ドライバーを右クリックしてメニューの「デバイスのアンインストール」をクリック
デバイスマネージャーが表示されるので、「不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)」と表示されているドライバーを右クリックしてメニューの「デバイスのアンインストール」をクリックしましょう。
デバイスのアンインストールウィンドウの「アンインストール」ボタンをクリック
デバイスのアンインストールウィンドウが表示されます。警告とメッセージが出ていますが、「アンインストール」ボタンをクリックしてドライバーをアンインストールしましょう。

ドライバーのアンインストールが完了したら、パソコンを再起動します。パソコンの再起動後に、USB機器を接続することでデバイスドライバーのインストールが行われますよ。デバイスドライバーが接続したいUSB機器の公式サイトで配布されている場合は、そのドライバーをパソコンの再起動後にインストールすればOKです。

この操作を行っても改善されない場合は、デバイスマネージャーから「USB Root Hub(USBルートハブ)」の再インストールも試してみましょう。

高速スタートアップを無効化してみる

Windows10には高速スタートアップという機能が搭載されていますが、高速スタートアップを使用することによって不具合が発生することもあり、不明なUSBデバイスエラーが表示される原因となってしまうこともあります。この場合は、高速スタートアップを無効化しましょう。

スタートメニューを開き、「設定」をクリック
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「システム」をクリック
Windowsの設定ウィンドウが表示されるので、「システム」をクリックしましょう。
メニューの「電源とスリープ」をクリックして項目一覧を開き、「関連設定」項目の「電源の追加設定」をクリック
設定画面が開くので、左側メニューの「電源とスリープ」をクリックして項目一覧を開きます。「関連設定」項目の「電源の追加設定」をクリックしましょう。
メニューの「電源ボタンの動作を確認する」をクリック
電源オプションが表示されるので、左側メニューの「電源ボタンの動作を確認する」をクリックしましょう。
「シャットダウン設定」項目の「高速スタートアップを有効にする」のチェックボックスをオフにする
システム設定が表示されるので、「シャットダウン設定」項目の「高速スタートアップを有効にする」のチェックボックスをオフにしてから「変更の保存」をクリックして設定を保存しましょう。これで、高速スタートアップを無効化することができますよ。

USBケーブルを交換してみる

USBケーブルの劣化や内部での断線によりUSB機器を認識できず、USBデバイス記述子の要求が失敗しましたエラーが発生してしまう原因となっていることもあります。この場合は、USBケーブルを交換することで対処が可能です。


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