イヤホンで片耳だけ聞こえない場合の原因は?
イヤホンを使っていて、片方だけ音声が聞こえない状態になってしまったことはありませんか?片方だけ聞こえないと、音楽を楽しめなくなってしまいますよね。イヤホンが片耳聞こえない状態になってしまった場合は、原因を確かめてみましょう。
イヤホンが片方だけ聞こえない原因としては、デバイスのボリュームバランスで片方をミュートにしてしまっている・イヤホンのプラグが接触不良を起こしている・ペアリングが正常にできていない・イヤホン本体が壊れてしまっている・ワイヤレスの場合バッテリーの寿命が来てしまっているといったケースが挙げられます。
イヤホンが片耳聞こえない場合の原因の切り分け方は、予備のイヤホンがあれば簡単です。予備のイヤホンを音楽を再生していたデバイス(スマホ・音楽プレイヤー・パソコン)に接続して正常に聞こえるようにであれば使っていたイヤホン本体に問題があると考えられ、予備のイヤホンでも同様の状態になってしまっているのであれば使用しているデバイスの設定に問題があると切り分けられます。
イヤホンで片耳だけ聞こえない場合の対処法
パソコンでイヤホンが片耳だけ聞こえない場合
WindowsやMacのパソコンでは、スピーカーやイヤホンの左右のボリュームバランスを変更することができるので、間違えて片方のボリュームを切ってしまっている可能性が考えられます。この場合はボリュームバランスを元に戻すことで解決することができます。
Macの場合は「システム環境設定」を開き、「サウンド」の「出力タブ」を開きます。「バランス」のゲージを中央に戻せば、正常に両方のイヤホンから音声が再生されますよ。
接触不良の場合
有線のイヤホンを使用している場合、プラグをゆるく差していると片方が聞こえないという状態になってしまいます。この場合はしっかりとプラグを差すことで、両側から音が聞こえるようになりますよ。またプラグが汚れていても影響が出てしまうので、柔らかい布などでプラグを掃除しましょう。また端子部が汚れていても駄目なので、エアダスターや綿棒などを使用してクリーニングしてみてください。掃除が完了したら、再度プラグを差し直してみましょう。
ペアリングが上手くいっていない場合
Bluetoothのワイヤレスイヤホンの場合、ペアリングが上手くいっていないことが原因で音声を再生しても片耳聞こえない状態になってしまっていることが考えられます。この場合は一度ペアリングを解除して、再度ペアリングを行ってみましょう。イヤホンによってペアリング時の操作が異なるので、イヤホンの説明書を確認して正しいペアリングを行ってみましょう。
イヤホンが故障してしまっている場合
原因として有線のイヤホンの場合は内部で断線していたりドライバーが壊れてしまった・Bluetoothのワイヤレスイヤホンの場合はドライバーの故障のほかにバッテリーの寿命が挙げられます。故障してしまった場合、メーカーに修理してもらうか新しいイヤホンを購入するかの二択になります。修理やバッテリー交換の場合は費用がかさむ(例:SONYのワイヤレスイヤホンのバッテリー交換:13200円)ので、高級なイヤホンを使用しているのでなければ新しいものを買ったほうがいいこともあります。ちなみに有線のイヤホンであればドライバーとコードを別々に売っているものもあるので、どちらが壊れているのか分かれば壊れている方を買い直すだけで解決することができます。