拡張子「.cpp」のファイルとは?
パソコンで取り扱うことのできるファイルの一つに、拡張子が「.cpp」となっているファイルがあります。この拡張子「.cpp」が一体どういうものなのか、皆さんはご存知でしょうか?拡張子「.cpp」のファイルは、プログラミング言語の「C++言語」で書かれたコンピュータープログラムのソースコードを記載したファイルとなっています。
プログラミング言語といえば汎用的な言語である「C言語」が一般的に使われていることが多いですが、そのC言語にオブフェクト指向関連などの使用を追加したC言語の上位互換と言えるものが「C++言語」です。クラスの定義・継承・関数および演算子の多重定義・仮想関数・例外処理・名前空間・テンプレートといったさまざまな要素が追加されています。
この拡張子「.cpp」のファイルの開き方ですが、基本的にその「.cpp」のファイルを読み込み実行するための「コンパイラ(プログラミング言語を実行することのできる形式に変換するソフトウェア)」を使用することで拡張子「.cpp」のファイルの中身を読み込むことができます。ですので、拡張子「.cpp」のファイルを単体で保存するというケースはそうそうありません。基本的には、実行するためのコンパイラとセットで取り扱います。
ちなみにC++言語で書かれるソースコードファイルの拡張子は、「.cpp」以外にも「.cc」・「.cp」・「.cxx」といったものがありますよ。これらの拡張子のファイルも「.cpp」のファイルと同様に、コンパイラで実行するものとなっています。
以上が、拡張子「.cpp」のファイルとは・また拡張子「.cpp」の開き方についての説明となります。