スプレッドシートで中央値を計算するMEDIAN関数の使い方!

スプレッドシートで中央値を計算するMEDIAN関数の使い方!

Googleスプレッドシートで、特定の範囲の数値の中央値を求めたいと思ったことはありませんか?そういったシーンでは、「MEDIAN関数」を使用しましょう。この記事では、Googleスプレッドシートで中央値を計算するMEDIAN関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートで中央値を計算するMEDIAN関数の使い方

スプレッドシートで中央値を計算するMEDIAN関数の使い方

Googleスプレッドシートを使用していて、特定の数値の中央値を計算したいと思ったことはありませんか?特定の数値の中央値を求めるには、「MEDIAN関数」を使用します。MEDIAN関数とは、指定した数値に含まれる中央値を返すことのできる関数で、数式は「=MEDIAN(数値1,[数値2,…])」となります。

MEDIAN関数を使用する際の注意点ですが、指定範囲にテキストやスペースが含まれている場合や数値が全角で入力されている場合は無視されます。数値に関しては、0(ゼロ)も検証対象になるので覚えておきましょう。

D3セルに「=MEDIAN(B3:B7)」と入力
画像の例では、B列に入力している数値の中央値を求めています。D3セルに「=MEDIAN(B3:B7)」と入力することにより、B列の中央値を出力します。
B列に入力されている数値の中央値が出力できた
これで、B列に入力されている数値の中央値である「30」が出力されました。
C3セルに「=FILTER(B3:B7,B3:B7>4)」と入力
他にも、数値の一覧から特定の条件を満たす数値から中央値を求めたいというシーンもあるかと思います。この場合は「FILTER関数」を使用して、フィルター処理を行ってからMEDIAN関数を使用しましょう。画像の例では、C3セルに「=FILTER(B3:B7,B3:B7>4)」と入力して、4以下の数値を除外した数値を出力しています。
D3セルに「=MEDIAN(C3:C5)」と入力
続いてD3セルに「=MEDIAN(C3:C5)」と入力することで、C列に出力した4以下の数値を除外した数値から中央値を求めることができますよ。
C3セルに「=FILTER(B3:B7,B3:B7>0,A3:A7="A")」と入力
また、複数の条件を満たす中央値を求めることも可能です。条件列が「A」で「数値」が0よりも大きい数値を求めるために、C3セルに「=FILTER(B3:B7,B3:B7>0,A3:A7="A")」と入力してフィルター処理を行い条件を満たした数値を出力します。
D3セルに「=MEDIAN(C3:C4)」と入力

あとはD3セルに「=MEDIAN(C3:C4)」と入力することで、中央値を求めることができますよ。このように、条件を指定して中央値を求めたいシーンでは別の関数を併用して条件を整えてから中央値を求めるといった方法を取ることが可能となっています。


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