Windows10でSDカードを認識しない
Windows10でSDカードリーダーを使ってSDカードを読み込ませようとしているのに、認識しないことがあります。
SDカードのデータを読み込みたいのにSDカードリーダーが認識せず読み込まれない場合、複数の原因が考えられるため対処に困ってしまいますね。
今回は、Windows10でSDカードが認識しない場合の対処法をご紹介していきます。
Windows10でSDカードを認識しない場合の対処法
それでは、Windows10でSDカードを認識しない場合の対処法を数点ご紹介します。
正しくSDカードを差し込んでいるか確認する
内蔵・外付けを問わずSDカードリーダーには複数のカードスロットが用意されているものがほとんどです。対応しているカードスロットに正しい向きで差し込んでいるかどうか確認してみましょう。
また、SDカードの向きが合っているか・奥までしっかりと差し込んでいるかどうかも確認しましょう。
SDカードの種類を確認する
SDカードには、SD(128MB~2GB)・SDHC(4GB~32GB)・SDXC(64GB~2TB)といった形で規格が分かれており、お使いのパソコンの内蔵カードリーダーがこれらの規格に対応していない場合は読み込まれないので注意しましょう。
microSDのアダプターを確認する
microSDをそのままSDカードとして認識させることのできる「microSDアダプター」を使う場合、microSDがきちんとmicroSDアダプターに差せているかどうか、またアダプターの側面にある書込み保護スイッチがオフになっているかどうかを確かめましょう。
SDカードをフォーマットする
SDカードが認識されるものの「フォーマットされていません」などのエラーメッセージが表示される場合は、フォーマットを行わないと読み込まれないためフォーマットする必要があります。
もし使っているSDカードなのにエラーメッセージが表示されてデータを読み込まない場合は、データ復旧用のソフトなどを使ってデータを引き上げられるかどうか試してみましょう。
ドライバを再インストールする
ドライバが古かったり、何かの不具合でドライバが破損してしまうとデータが読み込まれないので、ドライバを再インストールする必要があります。
SDカードリーダーが内蔵の場合は、アンインストール後にパソコンを再起動することで自動的にドライバがインストールされます。
外付け型の場合は製品に付属しているCDなどからドライバをインストールし直しましょう。
パソコンを放電させる
パソコン本体が余剰な電気を纏って帯電してしまっている場合、SDカードリーダーが正しく動作しないことがあります。この場合はパソコンを放電させましょう。
パソコンの放電を行うには、まずはUSBメモリやSDカードなどのメディアを全て取り外し、パソコンの電源を切りましょう。続いてパソコンに接続しているUSB機器やLANケーブル・電源ケーブル・HDMIケーブルなどのディスプレイと接続しているケーブル・バッテリー(ノートパソコンの場合)などを全て取り外します。
この状態で約2分間放置してから、電源ケーブル・マウス・キーボードといった必要最低限の接続機器をパソコンに接続してパソコンの電源を入れて、SDカードリーダーが正常に動作するかどうか確認してみましょう。
別のPCの利用やパソコンの初期化を行う
上記で説明した方法のどれでも改善できない場合は、別のPCを利用したり、パソコンの初期化を行うことでSDカードリーダーが認識するようになる可能性もあります。
ですが、パソコンの初期化は行うとパソコン内のデータが全て消えてしまうので、本当に行う必要があるのかどうかの確認や、行うのであればデータのバックアップなどを行いましょう。
まずは他のPCや信頼できる友達や同僚にPCを借りて試したり、ネットカフェで試すというのも有効です。