PCのモニターで「ちらつき」が発生する原因
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パソコンを使っていたら、PCディスプレイ(モニター)にちらつきが起こるようになってしまったことはありませんか?画面にちらつきが起きていると、画面を正確に見ることができない・見ていて疲れるなど、様々なデメリットがあります。
ちらつきが発生する原因ですが、使用しているディスプレイそのものに原因があったり、パソコン・接続しているケーブルに問題があるなど様々なものが考えられます。この記事では、PCのモニターで「ちらつき」が発生する場合の原因と対処法をご紹介していきます。
PCのモニターで「ちらつき」が発生する場合の対処法
ケーブルを確認する
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パソコン本体とディスプレイを繋いでいるケーブルが、しっかりと接続されているかどうか確認してみましょう。接続が緩んでいることが原因でディスプレイにちらつきが発生している可能性があります。
また、ケーブルそのものが破損していることが原因となっていることもあります。この場合はケーブルを交換しましょう。
パソコンを放電する
パソコンやディスプレイが帯電することで、画面にちらつきが発生してしまうこともあります。この場合はパソコンを終了してからパソコンとディスプレイに接続している電源ケーブル・機器をすべて取り外して、1分半ほど放置してみましょう。その後、必要な機器のみを接続した状態で起動してみてください。
ドライバーの再インストールを行う
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

ドライバーのアンインストールが完了したら、パソコンを再起動しましょう。再起動後に、ドライバーの再インストールが自動的に行われますよ。
ディスプレイの寿命が近づいている場合
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ディスプレイも、パソコンと同様に寿命が存在しています。大体のディスプレイの寿命は約5年ほど(時間にすると15000時間~30000時間ぐらい)となっており、寿命が近くなると画面にちらつきが現れるようになるほか、通常よりも画面が暗い・ぼやける・線が入る・点滅するといった症状が現れるようになり、画面が映らなくなると寿命を迎えた状態となります。
ディスプレイの寿命が近づいたことでちらつきが現れるようになった場合は、使用不能になってしまう前にディスプレイを買い換えることをおすすめします。
グラフィックボード・マザーボードが故障している場合
ディスプレイに画面を出力しているのは、パソコンに搭載しているグラフィックボードか、グラフィックボードを搭載していなければマザーボードです。グラフィックボードやマザーボードも長く使い続けていれば故障することがあり、故障によって画面のちらつきが発生することも少なくありません。もしグラフィックボード・マザーボードが原因の場合は、該当するパーツを取り替えることで症状を解消することができます。ただしパソコン内部をいじることになるため、知識がない方の場合はパソコンの修理業者やメーカーに修理依頼するほうが確実でしょう。