Windows10の問題レポートを無効にする方法をご紹介!

Windows10の問題レポートを無効にする方法をご紹介!

Windows10にはアプリのトラブル時に起動するWindows問題レポート機能がありますが、この機能が大量にCPUを占拠してしまいパソコンが重くなってしまう場合があります。この記事では、Windows10の問題レポートを無効にする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10の問題レポートとは?
  2. Windows10の問題レポートを無効にする方法

Windows10の問題レポートとは?

Windows10ではバックグラウンドで様々なプロセスが動いていますが、それらのプロセスの中でも動作が重い部類に入るのが「Windows問題レポート」です。このWindows問題レポートとは、アプリケーションに問題が発生した場合に起動してデータを送信(フォールト報告)する機能です。

フォールト報告がMicrosoftに送られることで、エラー改善に役立つという面があります。

しかし、このWindows問題レポートが大量にCPU使用率を占拠してしまうことがあり、その結果パソコンの動作が重い状態になってしまうことがあります。

そこでこの記事では、Windows問題レポートを無効化する方法を説明していきます。

Windows10の問題レポートを無効にする方法

それでは、Windows10の問題レポートを無効化して停止させる方法を説明します。

お使いのWindows10がProエディションであれば、Windowsキー+Rキーの同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出して「gpedit.msc」と入力してローカルグループポリシーエディタを起動しましょう。

管理者用テンプレート→Windowsコンポーネント→Windowsエラー報告の順に展開して「Windowsエラー報告を無効にする」をダブルクリック
ローカルグループポリシーエディタが起動したら、管理者用テンプレート→Windowsコンポーネント→Windowsエラー報告の順に展開して「Windowsエラー報告を無効にする」をダブルクリックして設定画面を表示させて無効化することができます。

しかし、Homeエディションではローカルグループポリシーエディタを起動することができないので、別の方法で問題レポートを無効にする必要があります。まずはメモ帳を起動して、下記のコマンドをコピーして貼り付けましょう。

takeown /F %windir%\System32\WerFault.exe
takeown /F %windir%\System32\WerFaultSecure.exe
takeown /F %windir%\System32\wermgr.exe
takeown /F %windir%\SysWOW64\WerFault.exe
takeown /F %windir%\SysWOW64\WerFaultSecure.exe
takeown /F %windir%\SysWOW64\wermgr.exe
icacls %windir%\System32\WerFault.exe /grant ユーザー名:F
icacls %windir%\System32\WerFaultSecure.exe /grant ユーザー名:F
icacls %windir%\System32\wermgr.exe /grant ユーザー名:F
icacls %windir%\SysWOW64\WerFault.exe /grant ユーザー名:F
icacls %windir%\SysWOW64\WerFaultSecure.exe /grant ユーザー名:F
icacls %windir%\SysWOW64\wermgr.exe /grant ユーザー名:F
ren %windir%\System32\WerFault.exe WerFault.exe.rename
ren %windir%\System32\WerFaultSecure.exe WerFaultSecure.exe.rename
ren %windir%\System32\wermgr.exe wermgr.exe.rename
ren %windir%\SysWOW64\WerFault.exe WerFault.exe.rename
ren %windir%\SysWOW64\WerFaultSecure.exe WerFaultSecure.exe.rename
ren %windir%\SysWOW64\wermgr.exe wermgr.exe.rename
「ユーザー名」と書かれている部分
上記コマンドのうち、「ユーザー名」と書かれている部分はログインしているユーザー名もしくはAdministratorに変更して、ファイル→名前を付けて保存から「〇〇.bat」のように、拡張子を.batにして保存しましょう。これでバッチファイルが作成されます。
右クリックして「管理者として実行」
作成したバッチファイルを右クリックして「管理者として実行」から起動しましょう。バッチ処理が行われ、問題レポートの無効化が行われます。

これで問題レポートを無効にすることができますが、問題レポートが停止しているとアプリケーショントラブルが発生した場合のウィンドウが表示されなくなる点には注意しましょう。


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