Bluetoothのイヤホンで音飛びしたりブツブツ切れる問題
Bluetoothのイヤホンを使っていて音楽プレイヤーやスマホに接続している場合に、何故か音飛びしたりブツブツ途切れるといった症状に遭遇したことはありませんか？せっかくBluetoothイヤホンでワイヤレス状態にしているのに、音飛びが起きたり音がブツブツ途切れてしまったら困りますよね。そこで、この記事ではBluetoothのイヤホンで音飛びしたりブツブツ切れる原因と対処法をご紹介していきます。
Bluetoothのイヤホンで音飛びしたりブツブツ切れる原因と対処法
デバイス・Bluetoothイヤホンのバッテリー残量が少ない場合
Bluetoothイヤホンとペアリングしているデバイス・Bluetoothイヤホンそのもののバッテリーの残量が少ない場合、電力不足が原因で接続が不安定になってしまい音が途切れる原因となってしまいます。もしバッテリー残量が不足している場合は、充電してから使用するようにしましょう。
電子レンジ・電波機器が近くにある場合
電子レンジなどの電磁波を出す機器が動作している場合、近くにいるとBluetoothイヤホンに干渉してしまうため音が途切れる原因になりやすいです。このため、Bluetoothイヤホンを使用している場合は電子レンジなどの機器の近くに寄らないようにしましょう。
ペアリングしているデバイスとBluetoothイヤホンの間に障害物がある場合
Bluetoothイヤホンは、ペアリングしている機器との間に壁（コンクリート・土壁）やガラス、または水のような電波を遮断する障害物がある場合、接続が不安定になってしまいます。例えば、部屋にスマホを置いてお風呂でBluetoothイヤホンから曲を聴く場合にブツブツと途切れるのは、障害物が間にあることが原因です。
この場合は、脱衣所までスマホを持っていくなど極力障害物を減らした状態にすることで改善可能です。
他のBluetooth機器が干渉している場合
街中や電車の中などで音が途切れることがあったり、ノイズや謎の音が入ってくるなど混線している場合は、他の人が使用しているBluetooth機器が干渉していることが原因である可能性があります。他のBluetooth機器が干渉していることが原因の場合は、Bluetoothイヤホンとデバイスのペアリングを一度解除して再接続することで対策することができますよ。
また、自分で数種類のBluetooth機器を使用している場合も機器同士の干渉が起きやすくなってしまいます。この場合は、Bluetoothイヤホン以外のBluetooth機器の接続をオフにしましょう。
BluetoothイヤホンとWi-Fiが干渉している場合
Wi-Fiの帯域は2.4Ghz5Ghzの2種類があり、そのうち2.4GhzはBluetoothも使用している帯域であるため、近くに2.4Ghzの帯域のWi-Fiに接続している機器がある場合は干渉してしまいBluetoothイヤホンの音がブツブツ途切れる原因となってしまいます。
こちらのケースもBluetoothが混線している場合と同様に、Bluetoothイヤホンとデバイスのペアリングを一度解除して再接続することで対策することができますよ。
Bluetoothのバージョンが古い場合
Bluetoothの規格にはバージョンが定められており、古いものであればバージョン1.0・2020年8月時点で最新のバージョンは5.0となっています。基本的にBluetoothのバージョンは古い方に合わせられるため、スマホや音楽プレイヤーがバージョン5.0に対応していてもBluetoothイヤホンが古いもので対応していない場合は古いバージョンを使用することになります。
古いバージョンのBluetooth規格ほどデータの送受信量が低く音飛びの原因になりやすいため、可能であれば高いバージョンのBluetoothに対応したBluetoothイヤホンを使用するようにしましょう。
スマホを再起動する
Androidスマホ・iPhoneなどスマホにBluetoothイヤホンをペアリングしている場合、スマホ側に何らかのエラーが起きていて正常な接続ができていないというケースもあります。この場合は、スマホを再起動することで改善できるでしょう。
ノイズキャンセリングの数値を調整する
Bluetoothイヤホンの中には騒音を軽減するノイズキャンセリング機能を搭載しているものもありますが、ノイズキャンセリングの効果によって音がブツブツ途切れてしまうこともあります。この場合は、ノイズキャンセリングの数値を調整して音が途切れないように設定しましょう。