Windows10でUSBメモリをNTFSでフォーマットする方法!

Windows10でUSBメモリをNTFSでフォーマットする方法!

Windows10のパソコンでUSBメモリを使用するのであれば、フォーマットを行ってファイルシステムをNTFSにすることをおすすめします。この記事では、Windows10のパソコンでUSBメモリをNTFSでフォーマットする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. USBメモリをNTFSでフォーマットするメリット・デメリット
  2. Windows10でUSBメモリをNTFSでフォーマットする方法

USBメモリをNTFSでフォーマットするメリット・デメリット

パソコンのデータを保存する機器として便利なのがUSBメモリです。軽くて値段もお手頃、衝撃に強いためデータの持ち運びもしやすいため様々なシーンで活躍してくれますよね。

しかし、USBメモリに関して注意しなくてはいけないところがあります。それは、「USBメモリのファイルシステム」です。USBメモリのファイルシステムは「FAT32」形式というものが設定されています。FAT32はWindowsOS・MacOS・LinuxOSを問わずに利用することができるのですが、1つのファイルにつきファイルサイズが4GBまでしか保存できないという欠点があります。近年のUSBメモリの容量は大きくなっており、4GB以上のサイズのファイルを保存したいというケースも少なくないでしょう。しかし、前述の通りFAT32だと4GB以上のファイルは保存することができません。

そこで、USBメモリをフォーマットしてファイルシステムを「NTFS」形式にすることをおすすめします。ファイルシステムがNTFSになれば、1ファイルの容量制限を気にせずファイルを保存することができるようになりますよ。NTFSについては下記リンク先の記事にて詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

NTFSとは?ファイルシステムのNTFSを紹介!

HDDやUSBメモリのフォーマット時に、ファイルシステムについて尋ねられることがありますよね。現在Windowsで用いられるファイルシステムは「NTFS」です。この記事では、ファイルシステムの一種であるNTFSとはどういったものなのかについてご紹介しています。

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NTFSのメリット

ファイルシステムがNTFSだと、1ファイルごとの容量制限がありません。どれだけサイズが大きいファイルであっても、USBメモリの容量が許してくれるなら保存することができるようになります。また、FAT32に比べてファイルシステムが強化されていたり、ファイルの検索スピードが早くなっている・ファイルの圧縮や暗号化に対応しているといったメリットもあります。

NTFSのデメリット

NTFSのデメリットですが、互換性が挙げられます。Windows NT系のOS…つまりWindowsXP以降のOSでしかデータを扱うことができません。Windows Me以前のWindowsOSではデータを読み取ることはできません。MacOSでは、データの読み込みは行えても書き込みは行なえません。もし様々なOSのパソコンでUSBメモリを使用したいという場合は、NTFS形式でのフォーマットはしないほうがいいでしょう。

Windows10でUSBメモリをNTFSでフォーマットする方法

それでは、Windows10でUSBメモリをNTFSでフォーマットする方法を説明します。USBメモリをフォーマットするには、エクスプローラーを開く必要があります。エクスプローラーはデスクトップのPCアイコンや、タスクバーのエクスプローラーアイコンから起動することができます。PCアイコンがない場合は、下記リンク先の記事を参考にして表示させてみましょう。

Windows10でマイコンピュータのアイコンをデスクトップに表示させる方法!

Windows10では、デスクトップ画面にマイコンピュータのアイコンが表示されておらず、アイコンを表示させるには設定が必要となっています。この記事では、Windows10でマイコンピュータのアイコンをデスクトップに表示させる方法を説明しています。

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エクスプローラーでPCの「デバイスとドライブ」一覧を表示させ、NTFSにフォーマットしたい「USBドライブ」を右クリック
エクスプローラーでPCの「デバイスとドライブ」一覧を表示させたら、NTFSにフォーマットしたい「USBドライブ」を右クリックしましょう。
右クリックメニュー内の「フォーマット」をクリック
右クリックメニュー内の「フォーマット」をクリックしましょう。
「フォーマット」ウィンドウ
「フォーマット」ウィンドウが表示されます。「ファイルシステム」のプルダウンメニューから「NTFS」を選択して、「フォーマットオプション」項目の「クイックフォーマット」のチェックボックスをオンにしてから「開始」ボタンをクリックしましょう。これでフォーマットが行われ、USBメモリのファイルシステムがNTFSになりますよ。

ちなみに、クイックフォーマットのチェックボックスをオフにすると通常フォーマットが行われます。通常フォーマットはクイックフォーマットと違って不良セクタのチェックを行うのですが、その代わりかなりの時間がかかってしまいます。新品のUSBメモリならクイックフォーマットを選択したほうがいいでしょう。

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